アユタヤ遺跡、タイへ行くのであれば一度は訪れたいスポットですよね!
今回はアユタヤ遺跡への行き方と帰り方、遺跡内のおススメな回り方を紹介いたします。
アユタヤへの移動手段
アユタヤはバンコクから北へ70kmほど走った場所に位置します。
移動手段は以下の通り
- オプショナルツアーに参加
- ロットゥ(ミニバス)
- 電車(タイ国鉄)
- 1日タクシーチャーター
オプショナルツアーについて
オプショナルツアーはアユタヤを満喫したい方におすすめです。
アユタヤは予備知識(物語)を知らないと、どれも同じ瓦礫の山に見えます。現地ツアーであれば、それぞれの遺跡についてガイドをしてくれますので、個人旅行とは目に見える物が変わってくるハズ!!(私自身、初めての訪問は現地ツアーで行けば良かったと後悔しました)
電車(タイ国鉄)での移動について
電車(タイ国鉄)は少人数で旅慣れしている方におすすめです。
電車(タイ国鉄)でのアユタヤへの行き方は、Amazing TRIPさんのサイトで非常に詳しく紹介されています。かなり参考になるかと思います。
タクシーチャーターについて
タクシーは大人数で安く快適に行きたい方におすすめです。
タクシーを1日チャーターしちゃいましょう。相場は1500~2000バーツほどですが、繁華街の流しタクシーを止めて頼むのは少し怖いです。
ホテルのコンシェルジュに相談をするか、事前に料金や観光先を決めるタクシーチャーターの代行さービスを利用しましょう。
ロットゥ(ミニバス)について
ロットゥは旅行に不慣れだけど少人数で安く行きたい方におすすめです。
ロットゥはトヨタのハイエース、料金先払いで必ず座って行けます。
詳しい乗り方は記事下に記しましたので参照ください。
バンコクからアユタヤへ行く方法(ロットゥ)
さて、バンコクからアユタヤへロットゥで向かう方法ですが、まず最初にチャトゥチャックにあるミニバスステーションへ向かわなくてはなりません。※2019年現、戦勝記念等、モーチットバスターミナル(北バスターミナル)からはロットゥは出ていません。また、アユタヤまでの通常サイズのバスも運行されていません。ご注意ください。
①BTS「モーチット」もしくはMRT「チャトゥチャックパーク」へ向かいます
ミニバスステーション(チャトゥチャック)の最寄り駅、BTS「モーチットMo Chit」、MRT「チャトゥチャックパークChatuchak Park」へ向かいます。
モーチット駅へ到着したら、BTSの場合は1番、もしくは3番出口より歩道へ出ます。
MRTの場合は1番、もしくは2番出口より歩道へ出ます。
②タクシーでミニバスステーションへ向かいます
アユタヤ行きのロットゥが出発するチャトゥチャックのミニバスステーションは、下の地図で言う黄土色の高架道路の下にあります。
因みにモーチット駅からミニバスステーションまでは1.9km、徒歩22分掛かります。十分に歩いて行ける距離なので徒歩もアリですが、タクシーで行った方が無難です。
タクシーの選び方で一番良いのは、タイ人のお客さんが降りてきたタクシーにそのまま乗車することだと思います。経験上ボラれる可能性の高いピンクのタクシー、緑と黄色の2トーンカラータクシーはなるべく避けた方がいいでしょう。(運賃はメーターで50~60バーツほどです)
タクシーに乗り込む前に助手席のドアを開け、運ちゃんに以下の文面を見せてください。ミニバスステーション(チャトゥチャック)と書いてあります。
สถานีเดินรถโดยสารขนาดเล็ก(จตุจักร)
OKだったらそのまま乗車、メーターが35になり、動いている事を確認しましょう。
動いてなければ押させるか、下車しましょう。
参考までに、私が乗車したタクシーの運ちゃんはこのルートを走りました。
③ミニバスステーションのBターミナルへ向かいましょう
チャトゥチャックのミニバスステーションへ到着したら、Bバスターミナルへ向かいます。
④4番窓口で切符を購入します
4番窓口にはAYUTTHAYA(アユタヤ)と看板が掲げられているので、迷う事はよっぽど無いかと思います。
運賃は60バーツです。チケットカウンターの裏がロットゥー乗り場になっていますので、裏側へ出ましょう。
↓これが切符です。破らない様にしましょう。
切符と一緒にラミレートされた紙を渡されます。ロットゥに乗り込んだ後、出発時に回収されますのでこれも大事に保管しておきましょう。
また、上の切符やカードに書かれている92、93がアユタヤ行きのミニバスが停車している場所です。
ターミナルBの後ろから外へ出るとミニバスが沢山停まっていますので、「92 AYUTTHAYA」を探して乗車しましょう。
⑤アユタヤへ出発!
後はミニバスで寛いで終点のアユタヤへ着くのを待ちましょう。
途中、いくつかのバス停に停まりますので降りるお客さんを通してあげてくださいね。
ミニバスは以下の場所周辺に到着しました。帰りのバスはここから5分歩いた別の場所から出発しますのでご注意ください。
アユタヤからバンコクへの帰り方(ロットゥ)
帰りは行きに停まったバスターミナルから5分離れた場所にあるバスターミナルから出発します。バンコク行きミニバスの最終は17:00なので、逃さない様に注意しましょう!
こちらがアユタヤ行きのバス乗り場
ロットゥ付近にいるおっちゃんに「パイバンコク!」と言ってそのまま乗車しましょう。
行きとは異なり、運賃はロットゥに乗り込んだ後、出発直前に回収で切符もありませんでした。運賃は行きと同様に60バーツです。
そして帰りの終点は行きとは異なり、BTS駅前のモーチットバスターミナルに停車してくれます。
地図で言うとここです。
行きもここに停まってくれればいいのに笑
アユタヤでの移動方法、回り方について
オプショナルツアーやバンコクからのタクシーチャーターとは無縁のお話ですが、アユタヤ遺跡で移動する手段は複数あります。
- レンタサイクル
- タクシー
- トゥクトゥクチャーター
アユタヤにはあまりタクシーが走っていませんので、トゥクトゥクかレンタサイクルの二択になるかと思います。
トゥクトゥクチャーターについて
トゥクトゥクは1時間制での契約が多い様です。最初は必ず異常な値段を吹っ掛けてきますので、面倒くさいですが必ず交渉をしましょう。
相場は1時間当たり200バーツ、もっと安くもなるそうです。
180バーツを提案して200バーツに落ち着くのも手かもしれません。
交渉の時はメモ帳とペンがあるとスムーズですよ~。あと、舐められない様に声は大きくハキハキと。
トゥクトゥクはミニバスを降りた場所に沢山停まっています。
地図で言うとここら辺です!
レンタサイクルについて
レンタサイクル・・・借りるだけで自由に乗り回せるなんて楽で便利そう!
なんて思いがちですが、とんでもない罠が待ち構えています。
罠その①車道は怖い
タイの歩道って凸凹してるんですよ。露店も出てるし。そのため自転車は車道を走ることになります。
ここはタイですから、車道には荒い運転をする車がビュンビュン走っています。そこを自転車で並走する訳ですから・・・怖いですね。
横断歩道も無い場所が殆どなので、横断も命がけです。
罠その②暑い
タイは常夏の国、日本の真夏日(熱中症のニュースがテレビで沢山流れる時期)と同じ暑さです。
熱中症に要注意な炎天下の日に、冷房も無い観光地で半日も外で自転車を漕いで観光できるのか、日本での私生活に置き換えてみてください。
私は漕いでる途中、気持ち悪くて戻してしまい、鳥肌も止まりませんでした。
しかしながら、レンタサイクルはお手軽に移動できる点、値段が安い点では非常に優秀です。
暑い場所に慣れている方、熱中症対策を沢山取って何とかする!という方、バックパッカーにはお勧めです!!
レンタサイクル店の場所とレンタル方法
私は到着場所から一番近くにあった「T.W.T Tour With Thai」というレンタサイクル屋で自転車を借りました。
8:30~18:30までのレンタルで50バーツです。
「ロットゥの最終が17:00なので16:30までには帰ってきた方が良いよ」との事です。
お店の方がおススメルートとおススメ観光地をマーカーでなぞりながら教えてくれました。(日本語パンフレットをくれました)
こちらが借りた自転車です。自転車はどれもオンボロで、最初に借りた自転車はサドルが前後に動いてしまい、まともに乗れませんでした。自転車選びは慎重に!
因みに、このお店の道路を挟んで反対側に駐車場付きの銀行があります。そこでトイレを借りられるので、行きと帰りに立ち寄ると良いかもです。
観光地の駐輪場ですが、切符売り場の目の前に必ず駐輪場がありました。
停める場所に迷う事は無さそうです。
アユタヤ遺跡 おすすめの回り方ルート
最後にレンタサイクル屋のおばちゃん直伝、アユタヤ遺跡の回り方ルート(モデルコース)です!自転車の場合は休憩も含め、5~6時間は見ておきましょう。
- ワット ラートブーラナ
- ワットマハータート
- ワット プラモンコンボピット
- ワット プラシーサンペット(3番より徒歩)
- ワット プララーム
- アユタヤ・エレファント・キャンプ(象に乗られる場所)
- ワット ローカヤスターラーム
- ワット ウォラチェータラーム
- ミリオントイ博物館
- ワット サーラープーン
- ワット ナープラメーン
- ワット タンミカラート
- ワット ウォンコーン
- ワット ターサイ
太字は絶対に行った方が良い場所です。
また、入園料の掛かる遺跡では、それぞれ50バーツ取られます。
220バーツで6つの遺跡に入れる共通入場券も売られていますので、5つ以上の遺跡を周られる方は、それを買うようにしましょう。
おススメの休憩スポット
オールドシティというカフェが、オシャレでランチもガッツリ食べられるのでお勧めです。
メニューは嬉しい写真付き!
カプチーノ(65バーツ)
パッタイ(89バーツ)
帰り際、スコールでカメラが濡れない様に、と袋を一枚くれました。嬉しいですね。
最後に
私は普段、観光で一日20km歩くような人間ですが、アユタヤ自転車旅行は暑くて本当にしんどかったです。休もうにも観光地には喫茶店やクーラーが効いたスペースが殆どありません。
トゥクトゥクもクーラーが付いている訳では無いので、いざと言うときに涼める現地ツアーの利用やタクシーチャーターを強くおススメします。
また、どの行き方でも熱中症対策の帽子、水、うちわ、タオルは用意しておいた方が良いです。
それでは良い旅を~!