船と港のお話 乗船記

伊勢湾フェリー乗船記 55分のプチクルージング!

バイクで伊勢湾一周をした際に伊勢湾フェリーを初めて利用したのですが、
大きなフェリーに乗る機会が少ないので波を掻き分けながらぐいぐい進んでいく
フェリーの勇ましさ大興奮。勢い余って搭乗記にしちゃいました!

 

鳥羽港 フェリーターミナル

これがフェリーの切符・・・!気分はさながらポケットモンスターの主人公!

大人の乗車賃は片道1,550円。人だけで乗車であれば結構安い値段設定ですよね。

フェリーターミナルの内部は閑散としていました。
バイクも私以外に1台だけです。

さすがはシーズンオフ、二月にバイクでツーリングなんてただのバカですもんね笑

鳥羽港のターミナル内には、お土産屋が3件に飲食店は2件があり、
十分な時間つぶしが出来ます。しかしお昼時にも関わらず、食事処には誰もいませんでした。

ターミナルの一画には伊勢湾フェリーに関する展示室があります。
過去の伊勢湾フェリーのパンフレットが並べられていました。

そんなにお腹が空いていなかったのでフェリー内で軽食をしようと
お菓子を購入しました。結構おいしかった!

 

伊勢湾フェリー 搭乗記

ターミナルでうつろうつろしていると
アナウンスが入りました。

バイクを持って乗り場へ向かいます。
やはりフェリーを間近でみると迫力がありますね!

船が接岸し、格納庫へ移動をします。

伊勢湾フェリーは乗用車52台とバイクが15台乗せることが出来るらしいです。
バイクはたった15台しか乗せられないのですね、
ツーリンググループが2組被ったらそれで終わっちゃいそう笑

それにしても格納庫って見ているだけでもワクワクしてしまいますね!

 

高速道路が便利な今、誰がなぜ伊勢湾フェリーを使うのか不思議でありませんでした。
現に一度廃業しかけています。

乗船者の車を見てみてその答えが分かりました。浜松ナンバー・豊橋ナンバーの車が多く、
高速道路を使わなくても伊勢湾フェリー発着場(渥美半島)まで行ける方たちが利用しているようです。

ターミナルはガラガラですけどね。。

階段を登って二階の客室へ!

デッキを進み、

客室内!
売店もあるんですね、うどんや菓子パン、お土産がそこまで高くない値段で売られていました。

乗船する人が少ないので当然ガラガラです。
椅子の上に横になって寝ている方もいました。

客室でのんびり過ごすのもありですが、
折角なので潮風に当たりながら船旅を満喫したいですよね。

デッキへ!

そしていよいよ出港!真珠島の真横を通っていきます。

ゴゴゴゴゴとエンジン音鳴り響き、船体を揺らします。
音が腹に響いて心地良い!

さすがに二月ということもあり、デッキは風がかなり強くとても寒いです。
出港後まもなくしてデッキには誰もいなくなりました。

私はバイクでここまで来ましたので防寒はバッチリ、
恐らく他の方より寒くありません。デッキを独占です。

伊勢湾フェリーのすれ違い!手を振りたい!!

伊勢湾の真ん中に浮かぶ神島が見えてきました。
一度宿泊してみたいのですが中々踏み切れません。

孤島ですからね、近い様で遠い島です!

伊勢湾の真ん中あたりへ来ると波がかなり高くなります。
手摺へ近づくと水しぶきが降りかかるほど。

小さい漁船が大波の中、船体を前後にぎったんばっこんしながら漁をしていました。
今にも沈みそうで見ているこちらも冷や汗物です。

 

伊良湖岬へ到着!

伊良湖岬が見えてきました。楽しい55分のクルージングでした!

因みに伊良湖旅客ターミナルは道の駅「クリスタルボルト」として経営中

伊良湖岬は現在かなり閑散としていますが、
伊良湖のレタス畑は伊勢・鳥羽・志摩に負けず劣らずの絶景だと思っています!

さすがに二月のバイクは無謀だったか、
この後風邪を引いてしまいました・・・

 

最後に

伊勢湾フェリーはバイクや近隣住民だけでなく、青春18きっぷのワープ方法としても知られています。
関東方面から伊勢・鳥羽・志摩へ旅行される方、ぜひ旅程に伊勢湾プチクルージングを加えてみては如何ですか?

スポンサードリンク
スポンサードリンク

-船と港のお話, 乗船記

Copyright© ひとり旅のセカイ , 2024 All Rights Reserved.