ヴィクトリアピークへ行く際、ぜひ利用したいのは観光列車「ピークトラム」、
香港公園(花園道駅)からヴィクトリアピーク(山頂駅)の距離1.4kmを約10分で結びます。
しかし、ヴィクトリアピークは香港随一の観光名所、
香港に滞在する殆どの観光客が一度は足を運ぶような場所です。
それに対し、ピークトラムは小さい2両編成(定員240人)の車両2台が10~15分間隔でピストン運行するのみ、
しかも立ち乗り禁止なので当然輸送が間に合うはずも無く
慢性的に混雑し、常に1~2時間の待ち行列が発生しています。
10分程度の観光のために何時間も待つのは時間が勿体無いですよね、
実は花園道駅からビクトリアピークへ行く方法はピークトラムだけでは無いのです。
このページでは、ピークトラムに大行列が出来ていたときに、大行列を回避して最寄のバス停からバスでビクトリアピークへ向かう方法を紹介させていただきます。
土曜日午後3時、ピークトラムの混雑状況
正面の建物がピークトラム「花園道駅」の構内入口です。
構内に収まりきらなかった乗車待ちの行列が歩道へ延びています。
歩道にも収まりきらず、列は横断歩道を渡って反対側の高架下のスペースへ
最後尾は高架下にも収まらず、ずっと先の歩道まで続いていました。
この列、10分に1回しか動かないんですぜ・・・2時間くらい待つことになりそう。
こんな列に並んでしまったら到着が夜になってしまいます笑
大行列が出来て混雑しているときはピークトラムの乗車を諦めて
「花園道駅」のすぐそばにあるバス停からバスでビクトリアピークへ向かうことをオススメします。
ピークトラム「花園道駅」から「山頂駅」へ直通で行けるバスの系統とバス停の場所
バスで花園道駅からビクトリアピークへ移動する場合、
ピークトラム「花園道駅」から歩いて3分ほどの場所にあるバス停「香港公園」から
系統番号「1」のミニバスに乗車する必要があります。
バス停「香港公園」は見つけやすいのですが、系統番号「1」だけバス停のポールが剥げており、
バス停に系統名が掲げられていない状態になっています。
そのため初見にはかなり認識しづらいバス停となっています。
系統番号「1」について
緑色のマイクロバス、立ち乗りはできません。オクトパスカードが使えます。
運行時間:06:20~0:00
運行本数:5~15分/1本
バス停「香港公園」への行き方と系統番号「1」のバスへの乗り方手順
①ピークトラム「花園道駅」から横断歩道で香港公園側の歩道へ渡ります。
②香港公園側の歩道を香港公園に沿って、下る方向に進みます。
③少し歩くとバス停が見えてきます。
④バス停の一番奥に剥げたポールがありますので、それが系統番号「1」のバスです。
ポールに停車バス停が書いてありますので確認してみてください。
⑤系統番号「1」の緑色をした小型バスが来たら手を上げて乗車の意思を示します。(手を挙げないとそのまま行ってしまいます)
⑥前払い(オクトパスカードも使えます)で乗車します。
⑦終点の「山頂廣場 The Peak」で降ります。終点では全員下車しますので降り方は気にしなくて大丈夫です。
最後に
この系統番号「1」のバスも、満員で乗れないことがあります。
そのときは早めに諦め、中環駅始発の15系統の2階建てバスに乗車しましょう。