マレーシア

クアラルンプールからイポーへの行き方を手段別にご紹介!

クアラルンプールからETSを利用し、イポーへ日帰り旅行に行ってまいりました。

ETSへの乗り方は日本の鉄道と比べると結構特殊なんです。
この記事ではETSの切符購入方法から搭乗方法、注意点を紹介しています。

 

イポーへの行き方

クアラルンプールからイポーへアクセスする方法は2つあります。

  • マレー鉄道(KTM)の高速鉄道(ETS)を利用
  • 高速バスを利用

ETSの利用でRM25~35(ゴールド/シルバー)

 

ETS(高速鉄道)で行く場合

ETSとは、マレー鉄道(KTM)が運営する、KLセントラル駅からイポーの間を2時間30分掛けて走る高速鉄道の名称です。
運行本数はなんと!一日でたったの7本!
日本では考えられない少なさですね、電車に需要が無い訳では無いので当日の売り切れは良くあることです。

ETSの運賃

運賃は電車の種別によって異なります。

所要時間 KLセントラル~イポーの停車駅数 運賃
シルバー 2時間35分 14駅 RM25
ゴールド 2時間20分 10駅 RM35

シルバーは停車駅数が少し多い変わりにRM10安いです。ただし運行本数が一日2本ですので、
よほどゴールドに乗ることになると思っておいて間違いないでしょう。

 

 

ETSの時刻表(2018年3月現在)

KLセントラル~イポー間を発着するETSは行きも帰りも一日7本、
時刻表のSTESENに"EG"とあるのがゴールド、"ES"とあるのがシルバーです。

それとマレーシアの鉄道は時刻表通りには動きません。よほど遅延すると思っておいてください。

KLセントラル駅⇒イポー駅

イポー駅⇒KLセントラル駅

 

切符購入方法

本数が少ないのは利用客が少ないからではありません。
当日に切符の購入はできないと思っておいて良いと思います。
マレーシアで必ずイポーへ行きたいのであれば、ネットでの予約をオススメします。

また、片道で切符を購入してしまうと、帰りの切符が売り切れる可能性大なのでクアラルンプールまで帰ってこられなくなります。

切符を購入する場合は必ず往復切符(Return ticket)を買いましょう。

ネットで予約をする方法

KTM公式サイトから切符を予約購入することが出来ます。

予約には会員登録が必要で、Eメールとパスポート番号の入力が必要です。

また、切符の予約購入にはクレジットカードを用います。

 

英語が不安であれば、手数料を取られますが旅行代理店から購入することも可能です。

 

KLセントラルの窓口で購入する

現地の駅構内窓口でも切符の予約をすることができます。

前日であれば運が良ければ切符を購入できるかもしれません。
ぶらり旅をしている方にはこちらの方が気楽で良いですね。

KLセントラル駅ですと、駅構内のLevel2にある"ETS Ticket Counter"で購入することが出来ます。
駅の大分奥まった場所にありますので迷子にならないよう気をつけてください。

カウンターは銀行と同じ方式、入口に整理券を発行する機械がありますので、
整理券を受け取って待合席で番号が呼ばれるのを待ちます。私が行ったときは結構混雑しており、10分ほど待たされました。

カウンターの様子(GoogleMap)

 

 

当日の乗車方法

当日の乗車方法は少し特殊です。改札をくぐってプラットホームで電車を待つワケでは無く、
プラットホーム外、LEVEL2にある待ち合わせ場所に30分前に集合、
時間になったら体育大会の行進の様にプラカードを持つ係員に着いて全員でプラットホームへ進みます。

下写真が待合場所。
shugo

待合場所から撮影した写真。私が行ったときは待合場所が2箇所にあり、
不安だったので係員に切符を見せて誘導してもらいました。

 

時間になるとみんなでプラットホームへ移動、後はETSに乗車するだけです。

 

 

 

高速バス

イポー行きのバスはクアラルンプールのTBSと言うバスターミナルからの発着になります。
移動時間は3時間30分ほど掛かると言われています。

運賃

ETSよりも安いと思いきや、価格はRM20~35(複数のバス会社)と大して変わりません。
ETSよりバスの方が時間が掛かる以上、バスに乗るメリットは無いかと思います。
強いて言うならETSの切符を購入出来なかったときのバックアップでしょうか。

 

時刻表

15分~30分置きのペースで複数のバス会社がTBS⇔IPOHのバスを出しています。

ETSとは違い、当日に現地で切符を購入できそうですね。

 

切符購入方法

ネットで予約

バスもネット予約が可能で、マレーシアの交通予約サイトEasyBookから予約することが可能です。

利用方法はgomalaysia様のサイトで詳しく説明されています。

 

TBSで購入

TBSはKLセントラルからは離れた場所にあり、KLセントラル駅からは鉄道(KMUTER)を利用して移動しなければなりません。

 

TBSのメインロビーにはチケットカウンターがずらりと並んでいます。
exit1

空いているカウンターであればどのカウンターでも購入できます。適当に並んでIPOH行きの切符を購入してください。
exit1

 

乗車方法

TBSの所定バスターミナルから切符を見せて搭乗しましょう。

 

最後に

私はETSしか利用できていませんが、高速鉄道なのにも関わらず窓ガラスが割れたまま運行しています。これってスタッフ呼んだほうがいいのかな・・・とかなり不安になりました。

車内の冷房はガンガン効いており、半袖では寒いです。私はカーディガンを持っていったのですが、それでも少し寒いくらい。風邪を引かないようにご注意ください!

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