皆さんこんにちは。先日の台湾旅行で台北より日帰りで十分を訪れました。目的はランタン上げの見学と十分瀑布です。
台湾から日帰りで行ける十分は、アクセス性も良いことから意外と観光客で大賑わいでした。私が訪れたときの天気は雨でしたが、増水の影響で滝がド迫力に!そして観光客も少なく、雨が降って運が良かったです。
台北駅から十分への鉄道での行き方はこちらの記事にまとめてあります。合わせてご覧ください。
⇒台北から十分への行き方|悠々カードで行けます!
参考までに時間を乗せております。50歳を超える母と親子で一緒に行動をしておりますので、それなりに参考になるかと思います。
それでは、日帰り十分日帰り観光記の始まりです!
08:58 台鉄台北駅より出発
今日はほとんどの列車が遅延していました。台鉄はこんなものなのでしょうか?
今回乗るのは自強号、日本でいう快速です。自強号は全席指定席ですが立ち乗り乗車であれば普通車運賃(悠々カード)で乗車可能。
窓口で指定席券を買うのが面倒くさかったので、悠々カードを使って立ち乗りで乗車です!
地下を抜けて外へでました。郊外には高層マンションがずらりと立ち並びます。
台北は土地がかなり高いようで、普通の人は一戸建てを買えず、マンションに暮らすんだとか。
瑞芳(ルイファン)でローカル線「平渓線」へ乗り換えです。
ちなみに九份へは、ここからバス・タクシーで向かえます!そのため十分のついでに九份を観光する方が多いです。
09:53 ローカル線「平渓線」へ乗り換え
やってきました平渓線。ローカル鉄道らしいディーゼルのオンボロ列車です!
雰囲気ありますねぇ笑
平渓線は山間をゆっくりゆっくりと進んでいきます。
十分瀑布へ向かう吊り橋が見えました。後で渡ります!
十分老街へ突入!鉄道が商店街のど真ん中を通過します。
わちゃわちゃしていますね笑
そして十分駅へ到着です!
橋脚も踏切もありません。日本のド田舎ですら中々見る事の出来ない光景です笑
十分駅に改札は無いので、悠々カードを利用した場合はこちらの端末にタッチします。台鉄は難しそうで敬遠していましたが、意外と簡単ですね!
今回の十分観光ルート
- 十分駅をスタート!
- 十分駅の横にあるつり橋ではしゃぐ
- 十分老街でランタン上げを見学しながらウィンドウショッピング
- 十分瀑布までウォーキング
- 十分老街へ戻り、昼食とウィンドウショッピング
- 平渓線で台北駅へ
10:40 十分駅をスタート!写真撮影
十分駅より出発です!
意気揚々と真横にあるつり橋を目指し歩いていると
「ファアアアン!」
!?
びっくりして振り返ると、駅に停まっていた列車が瑞芳駅へ向け動き出していました。
平渓線は単線なので、十分駅で対向列車との入れ違いを行うようです。そのため下車してから少し待つと十分老街を走る平渓線の写真を撮ることができます。
近くを通過するので怖いほどの大迫力!一番良い写真が撮れました!
10:44 つり橋ではしゃぐ!
十分駅からも見える、駅から徒歩3分の位置につり橋「靜安吊橋」があります。
つり橋は幅が広く、そこまで揺れませんので気軽に渡れました!
つり橋を渡った先には民家があるくらい。何もありませんでした。
ひええぇ
ロープが民家に食い込んでる・・・他にやりようは無かったの?笑
10:55 十分老街で天燈上げを見る
つり橋を折り返し十分老街へやってくると、線路の上で他の観光客さんがランタンを上げていました。
本日は雨だけでなく風も強いですが、お構いなしに上げてしまうようですね。
沿線にある沢山のお土産屋でランタン上げを行えるようで、どのお店も客引きに必死でした。
ランタンの値段
ランタンを上げる料金は駅から近くても遠くても、値札を見る限り変わりません。
ランタンの色数で値段が変わってきます。
1色 | 150元 |
4色 | 200元 |
購入後、筆で願いを書いて打ち上げます。
飛んでる飛んでる!
飛ばした後のランタン
きになるのは飛ばした後のランタン!残念ながら自然へは還りません。
そのため、ランタンの業者や地元の有志が、立ち入れる範囲にあるランタンはせっせと回収してくれている様です。
十分老街も、線路を外れ端の方までくると落ち着いた雰囲気になります。
小学校のフェンスにも、おそらく子供たちが作ったランタンが飾ってありました。街総出でランタン推しですね!笑
学校が近いからか駄菓子屋もあります。
11:10 街端から十分瀑布公園へウォーキング
十分老街のメインストリートを直進し一番端までやってきました。
ここからウォーキングです!頭上の道路標識(十分瀑布公園)を目指しながら進んでいきます。
何もないけど意外と開けていますね!
十分瀑布公園の入り口に到着しました~!
11:16 十分瀑布公園へ到着
街の端から公園まで、たった6分で到着です。公園入口の目印はこの建物!
建物内にはおトイレや喫茶店がありました。一服を入れるのにはうってつけですね!
こちらが十分瀑布公園の地図です。2つの吊り橋を渡って十分瀑布を目指します。
まず最初のつり橋!
そして川沿いにそって遊歩道を進んでいきます。路面はしっかり整備されているので、普通の服装・靴で大丈夫!
11:29 眼鏡洞瀑布
眼鏡洞瀑布に到着です。階段が川へせり出す形で設置されており、滝を間近で見る事が出来ました。
雨のおかげで増水しているのでしょう。けたたましい轟音と水しぶきを上げています。
いよいよ電車から見えたつり橋です!
「ここで電車と一緒につり橋を撮れたらいい絵面になるよね!」
「5分後に十分から列車が出るけど、待つ?」
「折角だし待とう!」
鉄ちゃんの如く待つこと9分・・・来ました!連写連写!
達成感がすごい笑
楽しいかも笑
再び遊歩道へ戻ります。
んん?狂気しか感じない馬のオブジェがあります。
台湾全く関係無いですが、狂気繋がりでシンガポールの遊園地です。
⇒ハウパーヴィラ観光記
11:48 十分瀑布公園 象鼻園(フードコート)に到着
十分瀑布の近くに軽い飲食やお土産を購入できる施設がありました。
夜市の屋台で売っている様な食べ物が販売されていました。
そしておトイレもありますよ!
女性トイレは建物内なのに対し、男性トイレは非常に開放的ですね!柵の間からどうぞ!
※裏側にちゃんとしたトイレがありますからね
売店もありました。ランタンキーホルダーや乾燥した牛肉等が売られています。
11:55 十分瀑布
十分瀑布は上からも、下からも見る事ができます。
よく見ると、滝の迫力を増すためか、はたまた滝の保全のためかは分かりませんが、滝が人工的に一段かさ上げされています笑
あまり突っ込まないでおきましょう。
お次は下から見てみましょう!下への遊歩道は一方通行。園内にある人型の看板に沿って観覧していきます。
滝の下までもしっかり階段が整備されていますから、気軽に散策できます。
観覧所へ到着!
水しぶきが気持ちいいです!下から見るとやはり迫力がありますね。
満足満足です。
再び十分老街へ戻り、適当に空いているお店で昼食を摂ることにします。
12:38 十分老街 阿喜猪脚飯で昼食
「ご飯どこで食べようか・・・」考えながら歩いていては、きっと食事の前に十分駅へ着いてしまうでしょう。
ときには勢いも大切です。店頭の写真に惹かれ、十分老街の端にある「阿喜猪脚飯」へ入りました。
店内はとっても独特な雰囲気。日本語は一切通じません!
これに記入して注文をできますが、残念なことに読めない笑
店頭の写真を指差して注文しました。
猪脚飯 90元、おそらく看板商品です。
豚の角煮に味玉、メンマなどがご飯に乗っており、ルーロー飯を進化させたような、私の好きな味付けです。美味でした!
こちらが貢丸湯 40元。パクチー入りのスープに豚肉団子が入っていました。
御馳走様でした!
残りの時間は適当に露店を覗きながら十分駅へ向かいます。
13:30 十分観光終わり
列車がやってきました。やば!反対側のホームだった笑
以上、十分の日帰り旅行でした。
おススメの現地ツアー
観光雑誌マップルを出版する昭文社より、十分の天燈上げ、十分瀑布、そして九份を8時間で巡る日本語オプショナルツアーがありました。
十分瀑布まで行くツアーって結構高くなるんですよね。お値段はTWD1,600~ですので、かなりお安いのではないでしょうか?