士林夜市は台北市街地の北に位置し台湾を代表する夜市です。夜になると夜市周辺は多くの観光客、地元民で賑わい、その賑わいようは歩くのが困難なほど。
今回はそんな台湾でも最大規模を誇る士林夜市について、紹介させていただきます。
士林夜市の場所/営業時間
士林夜市は台北市街地の中にあり、MRT駅の目と鼻の先という好立地、台北観光であればアクセス性抜群です。
最寄り駅は淡水信義線の「捷運劍潭站」です。次の駅「士林站」で降りてしまうと少し歩かなくてはいけませんから、注意してください。
士林夜市の営業時間は長く、店舗によってまばらですが夜遅くまでやっています。
土日:15:00~1:00
平日:15:00~0:00
MRTの終電が0時頃なので、終電まで楽しめます。夜食にも最適ですね。
士林夜市への行き方
MRT「淡水信義線」で捷運劍潭站へ到着したら、1番出口から外へ出ます。
劍潭站で下車する殆どの方が夜市へ向かうので、その流れに乗っていけば大丈夫!
出口を出れば、交差点を挟んで向こう側に夜市が広がっています。
士林夜市の歩き方
士林夜市は捷運劍潭站から分岐する2本の大通りに挟まれて広がっています。
駅前の交差点を渡り、Y字に分岐する道路の左側へ進みましょう。そこから左回りにぐるっと観光していきます。
何度か士林夜市へ訪れましたが、ほとんどの方が時計回りに散策していました。試しに右回りに進んでみましたが非常に歩きづらかったです。
以下の様に散策するのがおススメです。
それとおトイレ事情ですが、公共なものは駅構内と市林市場(アーケード街)、特産品市場くらいにしかありません。
夜市へ繰り出す前に駅構内で済ませておきましょう。
夜市内にはたくさんの魅力的なお店が広がっていますので、ぜひ夜市で迷子になってみてください!
私が士林夜市で見かけたグルメ
私が夜市を散策する中で、いくつかのグルメをいただきました。
「刈包」
「刈包」と書いてグアーパオと読みます。
中華まんの皮に豚肉を包んで砂糖をまぶした、ちょっぴり甘めの台湾式ハンバーガーです。どの夜市でも見かける台湾グルメ!
50元でいただきました。パクチーが苦手な方はノンパクチーでお願いしましょう。
うずらの卵の串揚げ
うずらの卵の串揚げ、絶対美味しいやつです。
値段は忘れてしまいましたが、おばちゃんが一本単位で販売しておりました。
魚介類の炙り焼き
屋台に並べられた貝を指差して注文します。
注文を受けてからバーナーであぶってくれるのでアツアツ!
貝の上にトロけたチーズが乗っており、うまい!の一言です。お値段は2つで200元くらいだった気がします。
サイコロステーキ
サイコロステーキは夜市のいたる場所で目にすることができます。
ガスバーナーでお肉を炙る光景は迫力満点!
士林市場でお買い物
雑貨を買い漁るのであれば、屋根付きの商店街「士林市場」周辺がおすすめ。
市場の中にはお土産を販売する商店から台湾っぽい雑貨を売る商店まで、観光客へ向けたお土産屋がひしめき合っています。
また土日にもなると、「風船を割る射的」や「金魚すくい」など、数多くのゲーム屋台も立ち並びます。
比較的小さい子供たちでにぎわっていますが、勇気のある大人の方もぜひ挑んでみましょう!旅の恥はかき捨てです!
のんびり台湾B級グルメ、B1美食区(地下フードコート)へ!
士林市場の地下には少々汚いレトロなお店が集まったフードコートがあります。魚介類からラーメン、丼物からタピオカジュースまで、台湾B級グルメはここで完結すると言ってもいいほどの充実したラインナップです。
私はこのB1美食区が大好き!
B1美食区は客引きのすごいお店がありますが、安くて美味しいお店が多いです。
そして何より空いていますので、士林夜市の人ゴミに疲れたらこちらで一服をいれるのもアリですね。
こちらが美食区のマップ。数多くの店舗が並びます。おトイレもありますね。
個人的にお勧めなのがこのお店。ページトップに掲載した写真はこのお店です。
陽気なおばちゃんの客引きがすごいですが、写真付きの日本語メニューが初めから出ており、非常に注文しやすいです。そしてどのメニューもうまくて安い!
小サイズもあるため色々楽しめます。
牛肉麺(小)90元
牛肉の味がスープに染み込んだラーメンです。
魯肉飯(小)30元
ルーロー飯は台湾の牛丼です。これを食わずして台湾グルメは語れません!
30元ってかなり安いですね・・・笑
海鮮湯(小)50元
シーフードラーメンです。
エビ炒め(小)180元
小ですが、二人で食べるのには多いくらいです。味付けがしっかりしており絶品でした。
臭豆腐
これは美食区にある別店舗ですが、好き嫌いが分かれる臭豆腐です。臭豆腐自体は意外といけます。しかしながら上に乗っているパクチーが無理でした。
店舗変わりまして、同じくB1美食区の果物屋です。
カットフルーツの購入もできますが、お勧めはとってもジューシーなタピオカ入りジュース!
こちらの店舗にも日本語メニューが初めから用意されています。"パール"がタピオカの事ですね。
マンゴージュース+タピオカ 60元
写真映えもクソも無いですが、容器が密封されていますので飲みながら散策できます。
タピオカミルクティー 40元 と グァバ 50元
台湾と言えばタピオカミルクティー!ですが、これだけの量のタピオカミルクティーを飲み切るのは至難の業です。
グァバは南国の果物ですので、日本ではあまりお目にかからない代物。ほどよく甘くて私は大好きです!
以上、市林夜市でした!
写真を撮るために計3回お腹を空かせて訪れましたが、士林夜市はとにかくお店が多いです!
どんどん美味しいお店を見つけていきましょう!