観光雑誌等のメディアで良く目にするガーデンズバイザベイ、
シンガポールへ観光に行くのであれば一度は訪れてみたい場所です。
かくいう私も観光ガイドを見て以来、ガーデンズバイザベイの神秘的な雰囲気に魅力を感じていました。
実際に一人で観光して参りましたので、園内の施設と私が感じたことを日記形式で紹介させていただきます。
これから観光に行かれる方の参考になれば幸いです。
ガーデンズバイザベイとは
ガーデンズバイザベイはシンガポールの中心地にある
国内で最も人気のある巨大公園です。
園内には世界最大のガラス温室を有する植物園や
垂直にそびえたつ大木を模したオブジェ「タワーガーデン」
そして広大な芝生広場などがあり、いつも観光客で賑わっています。
ガーデンズバイザベイはどんな人にオススメ?
植物園って響き、退屈そうに聞こえませんか?
いたるところにユーモアが仕掛けられていたり、温室の中で登山をしながら植物を鑑賞できたり、
常にワクワクが止まりませんでした。
私は一人で植物園には抵抗があったのですが、
フォトジェニックを求めて一人で来ている観光客も沢山おり、
周りからの目は全く気になりませんでした。
当然ながら、家族連れやカップルも至るところで見受けられます。
ガーデンズバイザベイへのアクセス方法
ガーデンズバイザベイはシンガポールの中心地にあります。
MRT「Bayfront」駅から直結ですので、MRTを利用してアクセスが楽です。
マリーナベイサンズからも空中回廊で直結していますので、マリーナベイサンズと一緒に観光するのも手ですね。
チャンギ国際空港からガーデンズバイザベイへの行き方(MRT)
MRT「Bayfront」駅には路線「Circle Line」と「Downtown Line」が通っています。
チャンギ国際空港からMRTでアクセスする場合は
以下の4つの路線を乗り継ぐ必要があります。
1路線目(空港⇒タマメラ)
Changi Airport⇒TamahMerah
2路線目(タマメラ⇒パヤレバ)
TanahMerah⇒PayaLebar
3路線目(パヤレバ⇒プロムナード)
PayaLebar⇒Promenade
4路線目(プロムナード⇒ベイフロント)
Promenade⇒Bayfront
MRTの乗りかたについてはこちらの記事を参照ください。
ガーデンズバイザベイの園内施設について
私達が良くメディアや観光雑誌で目にするのは、
ガラス温室「ウラウドフォレスト」と人口木「スーパーツリーグローブ」です。
しかしガーデンズバイザベイには見所がこんなに沢山!
シンガポールは亜熱帯ですので雨(スコール)が心配ですが、
屋内施設も多いため、雨の日でも楽しめます。
(公式サイトのパンフレットより)
ガーデンズバイザベイの敷地面積は、
なんと110ヘクタール!!
ディズニーランドのおよそ2倍もありますから
全て見て周るのはかなりしんどいです。
園内を満喫するためにはある程度の予習が必要です!
ガーデンズバイザベイの入場料金
ガーデンズバイザベイの園内には上記の地図にもあるように、複数の施設からなります。
ガーデンズバイザベイへの入場は無料ですが、下の3施設では入場料が必要です。
- フラワードーム
- クラウドフォレスト
- OCBCスカイウェイ(空中散歩できる遊歩道)
各施設のそばにチケットカウンターがありますので、そちらで入場券を購入する必要があります。
施設名 | 大人料金 | 子供料金(3~12歳) |
---|---|---|
フラワードームとクラウドフォレストの共通券 | $28 | $15 |
OCBCスカイウェイ | $8 | $5 |
有料施設はいずれも世界のここにしかない観光スポットですので、一見の価値はあると思います。
※オーディオツアーなんてものもありますが、日本語案内は無いそうです。残念!
ガーデンズバイザベイの営業時間
有料施設は午前9時~の営業ですが、屋外庭園は朝5時から開いております。
早朝便で朝早くシンガポールへ到着してしまうときは、市内の店舗が営業を始める時間まで
ガーデンズバイザベイで時間を潰すのも手ですね。
園内のベンチに腰掛けて朝ごはんなんてオシャレで良さそうです!
●各施設の営業時間一覧
施設名 | 営業時間 | 最終入場時間 |
---|---|---|
フラワー・ドーム/クラウド・フォレスト/ OCBCスカイウェイ/チルドレンズ・ガーデン |
毎日午前9時~午後9時 | 毎日午後8時30分 |
屋外庭園 | 毎日午前5時~午前2時 | - |
オートライダー(自動運転バスで園内周遊) | 毎日午前11時~午後1時 | - |
※有料の3施設は不定期に月1でメンテナンスのために閉館するそうです。
※チルドレンズ・ガーデン(子供遊具)の土日以外の営業時間は午前10時~午後7時です。
ガーデンズバイザベイ 園内の主な施設と見所
ガーデンズバイザベイの敷地内には、いくつかもの施設が点在しております。
その中でも代表的な施設を紹介させていただきます。
フラワー・ドーム(Flower Dome)
涼しく乾燥した地中海と亜熱帯にある樹齢1000年のオリーブの木々や独特なバオバブの木々の間を散策。変化していく花の情景は見る人の心を捉えるでしょう。
エントランスはチケット売り場の裏手
日本の植物園とは一味違いますよ!園内は9つのエリアに分かれており永遠の春なんて謳ってますが季節によってテーマが変わります。私が行ったときは秋でしたのでテーマは「オータムハーベスト」、園内カボチャまみれでした!こんな世界に住んでみたい。
国によってエリア分けがされており、その国々の雰囲気を楽しむことが出来ます。
植物が植えられているだけでは何も想像できませんもんね。
植物と一緒に人工のオブジェが設置されていますので、その国々の情緒が伝わってきます。
南アフリカ
カリフォルニア
宙に浮いているみたい!都会なイメージでしょうか?
クマのプーさんなんかもいます。
クラウド・フォレスト(Cloud Forest)
高地に咲く蘭や、涼しく湿った熱帯山地に育つ食虫植物やシダ植物を見ながら、35メートルの人口の山と滝の中を探索します。
入り口はフラワードームのエントランス近くにあるエスカレーターで下がった場所にあります。
名前通り雲の上にテーマを絞った室内型の植物園、内部はいくつかのエリアに分かれています。
私は土曜日の開園と同時に一番乗りで入場したのですが、ほぼ貸切状態でした。いや、貸切でした。。。
エントランスから温室へ入ると、まずは大きな人口の山と滝がお出迎え
現実離れな光景に、これから何が待ち受けているんだろうと胸が高まります!
クラウドフォレストには順路が設けられており、順路に沿って進んでいきます。
地上階を散策⇒山頂へエレベーターで移動⇒山を徐々に下り地下階へ⇒出口
因みに出口でスタンプを押してもらえれば当日中何度でも再入場できます。
地上階
地上階(Level3)には様々な植物が植えられ、さながらジャングルです。
本当に誰もいない笑
山頂へ
地上を時計周りに周った後、
スタッフさんの誘導でエレベーターで一気に山頂へ!
ロストワールド
人工山の山頂に位置し、海抜2,000に生息する植物を見ることが出来ます。
肉食植物やコケ類が植えられています。不気味なので一人では鳥肌物
どうでもいい無駄知識ですが、写真に写っているラフレシア、
命名したのはシンガポールを植民地化したイギリス人「トーマス・ラッフルズ」だそうです!
温室でかいですねー!
クラウドウォーク
クラウドフォレストを空中散歩できます。
人口山の周りをぐるっと周遊しており、山を覆う植物を観察できます。
歩道が金網と鉄板一枚ですから
高い所が苦手な人には大変かもしれませんね。。
洞窟
クラウドウォークを歩いた後、エスカレーターで人口山の中にある洞窟へ向かいます。
洞窟の鍾乳洞や化石などが展示されていますが、洞窟にあってこその鍾乳洞ですね。
なんだかとってもシュールです笑
ツリートップウォーク
地上から見て2Fの高さにある空中回廊です。
クラウドフォレストギャラリー
更にエスカレーターで下に降りると、大涌谷のジオミュージアムに似た雰囲気のエリアへ
各時代背景を光の色と影を使って風刺的に表現しております。
秘密の花園
地下まで降りるといよいよ最後のエリアです。
「秘密の花園」だなんて名前がとても魅惑的ですね!ジャングルって感じです。
こちらには希少価値の高い植物が咲いています。
出口にはライオンが。
さよなライオン!
OCBCスカイウェイとスーパーツリー・グローブ(OCBC Skyway/Supertree Grove)
垂直にそびえ立つ植物に圧倒されたり、高さ22メートルのOCBCスカイウェイからの眺望を楽しんだり。日が落ちた頃にはスーパーツリーに命が宿り、素晴らしい光と音のショーが午後7時45分と午後8時45分に繰り広げられます。
22Mの高さをマリーナベイサンズや植物園を眺望しながら128M歩きます。遊歩道に$8!?なんて思うかもしれませんが、ここを歩かないと絶対後悔します笑 吊り橋の上では途中立ち止まったり、混んでいなければ逆方向に進んだりも可能です。
温室側のツリーに入り口があり、エレベーターで一気に吊り橋へ
結構高い位置を歩きます。植物園を上から見下ろすのって新鮮です。実はこの植物園の下はゴミ焼却場になっていて、スーパーツリーっていうのは焼却炉の煙突なんですよね。これだけ大規模な植物園の地下に施設があるなんて信じられないです笑
スカイウェイから見た景色
ヘリテージ・ガーデンズ(Heritage Gardens)
シンガポールの主要民族の文化に植物がどのような役割を果たしていたか、都市国家の植民地の遺産における歴史的な意味を学びます。
シンガポールの主要民族と言うことで、インディアン・チャイニーズ・コロニアルの4つのガーデンがあります。各国をイメージした木とオブジェがまばらに置いてあるくらいで、庭園と言うよりは広場の方がしっくりきます。殆どの観光客は素通りしています。私も全て周るのが面倒臭くなっちゃいました笑
インディアンガーデン
チャイニーズガーデン
ワールド・オブ・プランツ(World of Plants)
6つの庭にある熱帯雨林に咲く花々の関係と、植物の様々な働きについて更に知識を深めましょう。
園地の奥にあり余り人が居ませんでした。ザ・植物園って感じです。
特筆するような情景はありませんでした。飛ばしで良いかと思います。
ドラゴンフライ・レイク(Dragonfly Lake)
440メートルの遊歩道を散策しながら、ドラゴンフライ・レイクがガーデンズ・バイ・ザベイの持続的に不可欠な生態系をサポートする重要な役割を担っていることが分かります。
地下鉄駅やマリーナベイサンズから温室へ向かう際に目にすることができます。一部にオブジェが置かれており、横目で流すくらいで良いかと。
ファーイースト・オーガナイゼーション・チルドレンズ・ガーデン(Far East Organization Children's Garden)
自然を等身大で体験できる吊り橋やスパイダーネットを使ったスリルあるツリーハウスはオススメ!躍動感あふれる水遊びもお楽しみいただけます。
子供向けに水遊び場があったり、アスレチック遊具を無料で利用できます。水遊びは少し敷居高い気がしますね。
サン・パビリオン(Sun Pavilion)
豪華なメキシコの円柱サボテン、大きな多肉植物ユーフォルビアやブラジルのマルタゴンリリーを間近に観察できるユニークな砂漠を体験してください。
クラウドフォレストの裏手にあるサボテンがテーマのエリア。
南国でも育つんですね!
ガーデンズバイザベイでの服装について
シンガポールは常夏の国ですので、歩き回ると発汗は必至です。ジャージや上半身裸で園内をジョギングされている方もいるくらいですので、動きやすい薄手の服を着ていった方が良さそうです。園内には綺麗に整備されたトイレもありますのでそこで着替えても良いかもですね。
引用先
Gardens by the Bay 公式パンフレット
最終更新日
2017/10/18