シンガポール国内での移動にはMRT(地下鉄)が便利ですが、バスも利便性で引けを取っておりません。
しかし国外でバスを利用するのはハードルが高いですよね。
「バスの路線が分からない」「乗り方が分からない」「言葉が通じない」「時刻表どおりに来てくれるか分からない」
それらの不安要素はスマートフォンアプリのGoogleマップと交通系ICカード「ez-linkcard」の二つがあれば解決!
Googleマップのナビ機能を利用すれば乗降のバス停だけでなく
乗るバスの系統、時刻、バスが今どこを走っているのかも分かってしまうんです。
路線図・時刻表いらずですね!
交通系ICカード「ez-linkcard」を利用すれば運賃やお釣りを計算しなくても大丈夫になります!
このページではシンガポール国内での路線バス利用方法を「用意するもの」「バスの見つけ方」「バスへの乗り方」の3つに分けて紹介させていただきます。
路線バス乗車のために用意するもの
- スマートフォンとGoogleマップ
- ez-linkカード($3.0以上の残高)※乗車ICカード
ez-linkカードについてはこちらのぺージでまとめております。
バス停・バス路線(系統)の調べ方
Googleマップを用いてバス停と時刻を調べる手順を解説させていただきます。
①GoogleMapを起動
②マップ上で「行きたい場所」をタップします。
③画面右下の「経路」ボタンをタップします。
④3つある交通手段のマークから「電車のマーク(公共交通機関)」を選択します。
⑤「出発地を入力」をタップ⇒「現在地」をタップします。
⑥下写真の様にルートの候補が表示されているかと思います。
「おすすめのルート」をタップ。
⑦「おすすめのルート」のルートとバス停位置・バスの系統が表示されました。
マップで確認すると、徒歩⇒バス⇒徒歩で目的地へ向かうことになります。
バスの系統名は下写真赤枠内に表示された「165」「166」「855」です。
Googleマップの経路に従ってバス停「Flame Tree PK」まで移動し、
「165」「166」「855」の番号が表示されたバスに乗車すれば良いわけです。
バスの時刻表・バスの現在走行位置の表示方法
上写真の赤枠をタップすると、
バス停「Flame Tree PK」にバスが何分後に到着するかが表示されます。
更に、上写真の各車両番号をタップすると、それぞれのバスが今どこを走行し
何時に到着するかをリアルタイムで確認出来ます。日本よりも進んでますね笑
これでバス停と乗るべきバス、時刻が分かりました。
バスへの乗り方
①Googleマップに表示されたバス停で
乗りたい系統番号のバスが来るのを待ちます。
系統番号はバスの電光掲示板に表示されています。下写真のバスは系統番号「5」ですね。
②乗りたいバスが来たら、バスへ向かって手を斜めに出すなどの乗る意思を運転手へ知らせます。
(バス停に居ても合図をしなければ停まってくれません)
③前寄りのドアから乗車します。
④運転席付近にあるICカードリーダーにez-linkカードをかざします。
⑤運転席上側の電光掲示板に降りるバス停名が表示されるのを待ちます。
⑥電光掲示板に降りるバス停名が表示されたら
「降車ボタン」を押します。これは日本と同じですね。
⑦バスが停車してから、
今度は中央のドアにあるICカードリーダーにez-linkカードをかざし
中央のドアから降車します。
最後に
スマートフォンの一つのアプリでバスの位置から路線まで調べることが出来るのには驚きました。Googleマップがあればシンガポールの路線バスは日本の路線バスよりもかなり簡単に利用できるかと思います。
シンガポールにはMRT、バス、そしてobikeを初めとした乗り捨てレンタサイクルのスタンドが街の至る所に張り巡らされており、公共交通機関で行けない場所はないのでは?と思うほど、そしてどの交通手段も英語が分からずとも簡単に利用できます。ぜひ全部を使いこなして見てください!