こんにちは、ごんたです。
バンコク市内からワットアルンやワットポー、王宮へは、現在地下鉄を建設中の様ですがまだ開通に至っていません。
そこで、ワットアルンやワットポー、王宮に行くためにはタクシーやバス、船などの公共交通機関を利用しなくてはならないのですが、渋滞の多いバンコクです。タクシーやバスの利用はなるべく避けたいですよね。ぼったくりも怖いし。。
船でのアクセスは、実は少し遠回りになってしまいますが、観光気分も味わえるのでお勧めです。
今回は、BTS(電車)と船を利用してワットアルン、ワットポー、王宮まで行く方法をご紹介します。
バンコク市内からワットアルンへの行き方
①まずはBTS「SaphanTaksin」駅へ
まずはBTS(電車)のSilomLine(シーロム線)を利用して、船乗り場のある「SaphanTaksin」駅まで移動します。
②2番出口から船着き場(Sathorn駅)へ
SaphanTaksin駅へ着いたら、2番出口より構外へ出ます。
駅の構内には案内板(River Boat Services)も掲示されていますから、迷う事は無いかと思います。
2番出口を出たら、そのまま真っすぐ直進!
すぐに船着き場(Sathorn Pier)に到着です。
③切符売り場で切符を購入します
船着き場に着いたら、かまぼこ型の屋根がありますので、ここを進みましょう。
正面にある青色のカウンターがツーリストボート(Tourist Boat)の切符売り場、写真の右側にあるカウンターが公共の通常船(Public Boat)の切符売り場です。
船種について
船の種類は大きく分けて2つあります。
「ツーリストボートTourist Boat」と「公共の通常船 Public Boat」です。簡単に言えば、観光列車と通勤快速です。
ツーリストボートでは、船内での音声観光案内(英語)を始め、英語でのアナウンスもあります。そして停船する駅が少ないので早くワットアルンへ向かうことが出来ます。
パブリックボートでは、停船駅が増えますが、ツーリストボートよりも40バーツ(150円)安く、ワットアルンへ向かうことが出来ます。船内でのアナウンスはありません。
そしてパブリックボートの中にも、オレンジ/黄色/緑/グレー系4つの船種があります。
各船種の時刻表、曜日や時間帯で運行する船が異なる様です。
迷ったらツーリストボート(60バーツ)!
迷っている方は、迷わないツーリストボートに乗りましょう!専用カウンターもありますし、ワットアルンという言葉を伝えるだけで、観光客慣れした係員が船に乗るまで誘導してくれます笑
この場で私が時刻表を見たりしている間に、私が迷っているのではないかと係員の方が2回も声を掛けてくれました。150円でこの安心感はかなりお買い得です。
ツーリストボートの切符を買うと、時刻表と停船マップを貰えます。これなら帰る時も指差しで行けますね。因みに運行時間は9:00~20:30、運行間隔は30分毎です。ここSathorn(BTSとの乗換船着き場)からは、〇時00分と〇時30分キッカリに出発します。30分って長く感じますが、意外とあっという間ですよ!
こちらは時刻表、ツーリストボートが何時に各停船駅を出発するかが書かれています。
パブリックボート(20バーツ)に乗る場合
今回私はイエローフラッグの船を利用しました。他に選択肢が無かったです。
イエローフラッグの船は平日の朝~8:20と、夕方16:00~の運航ですが、私がやってきた土曜日の13:30(運行時間外)にも運航していました。逆に、この時間帯に運行されているハズのオレンジフラッグを一切見ませんでした。
パブリックボートの切符はこちらのカウンターで購入します。
イエローフラッグ専用のカウンターまでありますから、パブリックボートでワットアルンやワットポーを目指す場合は、休日平日問わずイエローフラッグに乗船すれば良さそうかな?
「ワットアルン!」で買えました!20バーツです。
※ワットポーの最寄り下船場「Ta Tien」は、2019年5月現在工事中です。そのため、ワットアルンで下船して、ワットアルンを観光したのち、渡し船でワットポーを観光する流れがスムーズかと思います。1年以上前から工事をしている様ですが、現場に重機や作業をしている痕跡は無く、ただの更地でした。これは本当に工事中なの・・・?笑
④待ち列に並んで乗船!
船が来るまでの間、待ち列に並ぶ事になるのですが、ツーリストボートとパブリックボートでは待ち列が異なります。
同じカウンターで切符を買った方に着いていけば問題ないです。私はこの待ち列に並ぶ際、検札を受けました。(ツーリストボート/パブリックボート共に)
船が来ると列が動き出し、そのまま船内へ移動します。
指定席等はありませんので好きな席に座りましょう!日差しの向きに注意しないとアッチッチなのでご用心!
パブリックボートの場合、下船時のアナウンスがありませんが、ワットアルンは目立ちますので降りる場所はすぐに分かります。船が接岸を始めたら船の船尾へ移動し、接岸が完了したら勝手に降りましょう。(路線図を見るとイエローフラッグはワットアルンに停まらない事になっていますが、私が訪れたときは停船していました。不安な方はツーリストボートに乗っておけば確実です。)
船はワットアルンの「Pier2」に到着します。真正面にワットアルンの入り口です!これは便利!
ワットアルンからワットポーへの行き方
ワットアルンとワットポーの間では、渡し船が運航されています。案内標識にはCross Ferryと書かれています。
①Pier2より徒歩で川上へ移動します
先ほど下船したPier2より川上(ワットアルンからチャオプラヤー川を見て左側)へ、川に沿って移動しましょう。
すると、ワットアルンの門が見えてきます。この正面に見える列こそが、渡し船の行列です。
行列に並びます。
②運賃を支払いましょう
運賃は4バーツ、安いですね。
因みに営業時間は以下の通りです。
右の鉄格子がカウンター、カウンターの机の上に4バーツを置いて乗船します。
お釣も取り扱ってくれますが、なるべくお釣りが少なく済む様に硬貨を用意しておきましょう。切符はありません。
お金を払ったらそのまま船に乗車!
対岸に着いたらそのまま勝手に下車をします。
ワットポーからワットアルンへの帰り方も同様の手順、乗り場・降り場も一緒です。
ワットアルンからバンコク市内への帰り方
お次は帰り方です!行きに到着した船着き場は「Pier2」ですが、帰りの船は「Pier1」に停船します。
ワットアルンの船着き場「Pier1」へ
ワットアルン側からチャオプラヤー川を見て一番右側にある船着き場「Pier1」へ移動しましょう。
↓こちらがPier1、大きく「1」と書かれています。
②切符を購入します
「Pier1」の真正面、下写真のパラソルの下で係員の方が切符を販売しています。
こちらでは「パイBTSステーション」で購入。
因みに「Pier1」にもイエローフラッグ船が停船していました。
③船が来るまで桟橋の外で待機
切符を購入した後、船が来るまで桟橋の外で待機、船がやってきたら、検札係に切符を見せ、桟橋へ移動します。
ツーリストボートは2階建て、上の階は帽子必須ですね笑
席は決まっていないので好きな席に座ります。
このまま終点まで乗り続け、アジアティークへ行くのも良しですね。ツーリストボートではアナウンスが入るので、非常に分かりやすいです。
ツーリストボートの場合も、後ろから下船します。こちらも切符の回収等はありませんので、勝手に降ります。
以上、ワットアルンへの行き方と帰り方でした!