台北滞在二日目の午後に猫空(マオコン)へ行ってきました。
ネットで猫空の情報を調べても
猫空ロープウェイの情報は出てくるが、
猫空に何があるかが出てきませんよね。
だったら私がまとめてしまえと言うことで、
猫空の観光名所を記事にしちゃいました!
とは言っても実際に行ったのは一部ですが。。
これから行かれる方の参考になれば幸いです。
因みに、ロープウェイ猫空駅には観光案内所がございます。
猫空の日本語ガイドもございますので、それを参考にすれば周りやすいかと思います。
猫空の由来
それではまず猫空の由来について、
天空の猫の楽園??猫多いの!?
なんて思いをはせてしまいますよね!
しかしその由来はあまりステキなものではありません。
パンフレットからそのままの引用です。
猫空の由来は現地の地形と極めて大きく関連しています。猫空山が周囲を取り囲み、時には勢い良く泉水が湧き出るため、長い間地盤の硬度が一様でない岩石を浸食し、穴だらけの「壷穴」を形成しました。それを現地の人々が「ナーオ カン」と称し、その音が台湾語の「猫空(マオコン)」と同じ発音だったためニキビ顔のような穴、猫空の地形と地名の由来となったのです。
ニキビ穴も猫空と言うのですね!私の額も猫空だ(笑
猫空とはこんなトコロ!
猫空は台北市の南東に位置します。
猫空はお茶(鉄観音)の産地として知られています。
残念ながらロープウェイの周りには茶畑はありませんが、
数多くの茶芸店(お茶専門の喫茶店)や屋台が軒を連ねています。
そして何といっても猫空には自然がいっぱい!
自然を満喫できる遊歩道が数多く整備されています。
山の上に位置していることもあり、景色も良いです。
ふもとの動物園駅から猫空駅までの30分間、
ロープウェイで空中散歩が楽しみながら向かうのも
猫空観光の醍醐味の一つですね。
猫空の主要観光名所を簡単にご紹介!
猫空ロープウェイからかなり歩かないといけない場所も多く、
全てを周ろうとすると1日掛かりになってしまいます。
ロープウェイ乗車券で乗れる無料巡回バスも走っていますが
歩く観光がメインなので、屈強な脚力が必要です。
- 田寮の橋: この橋の周辺に茶芸店やお茶作り体験施設が集まっています。
- 樟木(クスノキ)歩道: 整備された遊歩道です。「猫空にきたー!」って感じになります。ロープウェイの駅からも近く距離も短いので普段着で気軽に立ち入れます。
- 樟山寺: 1931年に建立された80年の歴史がある仏教寺、台北市内を見下ろせます。
- 杏花(杏の花)の林: お茶農家のお爺さんが千本の杏を植えた場所。
- 壷穴: 侵食された川の地形とその遊歩道です。猫空の由来ですね。
- 指南宮: 台湾の道教の神社です。道教の聖地となっているそうです。
- 樟湖歩道: クスノキが植林された場所を歩く遊歩道です。
お茶の産地だからといって壮大なお茶畑が見られる訳ではありませんのであしからず!
猫空ロープウェイ乗り場への行き方
猫空ロープウェイへはMRT文湖線の終点駅「動物園駅」から徒歩10分で行くことが出来ます。
MRT文湖線は地上を走行しますので向かう途中も台北の景色を楽しめました。
動物園駅へ到着したら動物園とは反対方向へ歩いていきます。
この建物がロープウェイ乗り場、歩いて行きます。
建物の外へまでロープウェイに乗るための大行列が出来ていました。
このロープウェイも台北市内に張り巡らされたMRT路線の一つですので
悠々カードを持っていれば他のMRTと同様
チケットを買わなくても乗ることが出来ます。
悠々カードが無い場合でも乗車券を自動券売機で購入できます。
行列に並ぶ前でも、ゴンドラ乗車の直前でも購入することが出来ます。
因みに観光客に日本人は殆どおらず、係員も中国語しか話しません。
下調べはしっかりして行ったほうが良いです。
動物園⇔猫空はNT$120です。
無料音声ガイド
ロープウェイ動物園駅にて保証金NT$500を収めれば無料でレンタル出来るようです。
返却は各ロープウェイ駅でも可能で、返却時に保証金NT$500を返却してくれるようです。
猫空ロープウェイで猫空へ
30分くらい待たされました、いよいよだ!
乗り場の手前まで来ると通常の8人乗りゴンドラと床面スケルトン(クリスタルキャビンズ)の5人乗りゴンドラで列が分かれます。クリスタルは5台に1台だったかな?私が行ったときはクリスタル列の方が空いてましたのでそちらに並びました。
上へぐいぐい登っていくと言うよりはいくつもの山間を越えていく感じです。
座っているからか思ったよりも怖くない!
6つの駅を介して30分以上の乗車です。結構景色を楽しめます。
帰りに撮影したものですが台北市内も綺麗に見れます。
ロープウェイも終点「猫空駅」で降りました。駅舎内には観光案内センターがあり、日本語のパンフレットもあるので貰っていきましょう!
猫空ロープウェイについて
台北市民の新たなレジャースポットとして建造されたこのロープウェイは動物園駅から猫空駅の間、高低差275m/距離4,000mを20~30分掛けて移動します。
運休日
月曜日※第一月曜日・祝日を除く
営業時間
月~木曜日:09:00~21:00
金曜日及び祝前日:09:00~22:00
土曜日:08:30~22:00
日曜日及び祝日:08:30~22:00
運賃
1駅:NT$70
2駅:NT$100
3駅:NT$120
猫空散策開始!
下調べは一切していません!グーグルマップを頼りに散策をします。まずは腹ごなし!
駅前フードコート「台湾美食小吃」
猫空ロープウェイの駅舎からすぐの所にいかにもって感じのフードコートがありましたので入って見ました。
台湾っぽい食べ物を色々食べられます。ビーフンなどの惣菜がショーケースに山積みにされており指差しで注文。
バクテーみたいな味がする食べ物と米粉麺です。安くて量も少なくペロッと行けました!
鉄観音包種茶研発推広中心(お茶推進センター)
特に行く宛ても無いのでお茶推進センターへ行ってみることにしました。
猫空駅⇔お茶推進センターはバスが走っておらず、徒歩で行くことになります。
道中には飴屋さんや
景色の良いオープンカフェ、
地元でおいしいと評判の茶芸店「阿義師的大茶壺茶餐廳」もありました。中は人がいっぱい!お腹いっぱいだからまた今度来よう・・・
お茶推進センターへ到着!徒歩30分くらい掛かりました・・・笑
入場は無料、内部はお茶の資料館となっています。お茶に関する道具やお茶の種類がパネルで展示されていました。
施設内では無料で鉄観音を飲むことが出来ます。お茶はセルフサービスになっており、下写真のキャビネットの扉を開けマグカップを取り出して蛇口をひねって注ぎます。
嬉しいサービスですね、今日は寒いのでかなり暖まります。飲み終わったらマグカップを返却用キャビネットの中へ返します。
樟樹歩道(クスノキ歩道)
一緒に言ったおじさんの足が限界でしたので壷穴は諦め、樟樹歩道へ行くことにします。
遊歩道へ向かう途中大きな釜がありました。
クスノキ歩道はコチラの看板が目印!
樟樹歩道は以前、猫空エリアに四方八方通じる保甲路線の一つでした。近年になり現地の特色を最も持ち合わせる大人気の登山道へと変化を遂げました。
のどかなところです。
牛のオブジェが!
菜の花に自転車!これはインスタ映えスルゾゥ!
滞在時間は動物園駅からちょうど4時間ほど、帰りも結構並ぶことになりました。
私の猫空滞在時間
動物園駅を出て動物園駅に帰るまで、猫空観光(お茶推進センター/クスノキ歩道/軽食)に4時間10分掛かりました。満喫しようとすれば丸一日見たほうが良いと思います。
私の情報収集力不足も考えられますので、
こんな名所もあるよ!と言う方は教えていただけると勉強になります。
参考文献:猫空ロープウェイパンフレット