職場で休憩中、こんな話がありました。
私「今度香港行ってきます!」
先輩「香港かぁ、昔出張で一回だけ行ったなあ」
先輩「だいぶ昔の話だから、まだお店があるか分からないけど、エビチリがとっても美味しいお店に連れて行って貰ったなぁ」
私「へぇ、何が違うんですか?」
先輩「もうエビが大きいのなんの、これまで食べてきたエビチリとはまるで別物だったよ」
先輩「あのお店は行かなきゃぁ損だよ」
そのお店の名前は「南北楼」!!
先輩の言う「昔の話」は少なくともバブルより前の話・・・
果たして残っているのか・・・?
調べると現在も絶賛営業している様なので、2度目の香港旅行でお邪魔してきました。
日本人の中ではかなりの有名店だそうで、ガイドブックには必ず載っており、芸能人も大絶賛する様なお店です。
南北楼へ
銅鑼灣の近くにある南北楼へは香港トラムで向かいます。
喧騒な香港島を歩き進めると・・・
到着です、南北楼!
なんともレトロ、香港映画に出てきそうなお店です!店内の入り口にはカーテンが掛けられ、営業していないのかと思いましたが営業中でした。
中々入りづらい店構え・・・笑
さぁ勇気を振り絞って入店です!
ガラガラ
私「ハロー!」
店員さん「こちらへどうぞ!」
初っ端から日本語!さすがは日本人の間で有名なお店だけあります・・・
南北楼はブルースリーの「死亡遊戯」のロケ地にもなった事もあり、とてもカンフー映画に出てきそうな(出てきた)雰囲気です。
店内を見渡すと、英語圏の初老夫婦が1組と、残りは日本人でした。
この階段が有名だそうなんですが、「死亡遊戯」を見ていないのでイマイチ分かりません・・・
日本に帰ったら見てみようっと。
席に着くや否や、お通しのキュウリの漬物と豆菓子が出てきました。そしてお茶も事前に用意されていました。
一体いくら取られるんだろう・・・
メニューの写真を撮り忘れてしまいましたが、メニューは日本語オンリーです。
メニューはしっかり全てのページを読んで、金額をしっかり確認した方が良いかもです。そして頼む量は1人小サイズ1皿くらいが丁度良いです。
と言うのも、メニューの序盤には写真付きで分かりやすく記載されているのですが、値段は伏せられ($$$、$$、$と相対的にしかわからない)、サイズも伏せられていました。終盤には見づらいですが、写真無しで文字とサイズ、値段が記載されています。
何も考えずに写真だけ見て注文をすると、量的にも値段的にも痛い目を見そうですね。軽く2万円は超えていきそうです。
さて今回は、有名なエビチリを中サイズ、インゲンの炒め物の2品を注文することにしました。
エビチリ(中)
確か四千円ちょっとだったと思います。
紙エプロンを掛けた後、店員さんが目の前で鉄板にエビチリを流し込んでくれます。
これが・・・先輩いわく世界一美味しいエビチリ・・・
どれ・・・
あれ・・・おかしいな、エビチリのエビってこんなに大きかったっけ・・・?
エビがとってもプリプリ!そして一口では食べきれないほど大きいです!
そして後から来る辛味がなんとも言えません!
当初はエビ6個しか入っていないのか・・・なんて思っていましたが、十分すぎる量です。サイズが普通のエビチリの何倍もあるんですもの笑
さてお次はインゲン!小サイズです。
エビチリ食べたらあっさりしたものが食べたくなるよね!って事で注文しました。
う~ん・・・うまい!
これが俗に言う「深い味」なのでしょう。インゲンにからまるソボロが何とも言えない癖になるお味です。
母「これはごはんが欲しくなるね」
私「うん」
2皿でも私たちには少々量が多かったですが、何とか完食です!
一人で来ないで良かった~笑
今回はこの二皿で総額588HKDでした。サービス料も込みかな?大体8千円ほどです。
ヒエエェ!
少し値段は張りますが、誰もが絶賛するお店ですから一度は訪れる事をお勧めします!
私もとっても良い思い出になりました!
南北楼の情報
営業時間:11:30~23:30(LO22:45)
住所:7 Lan Fong Road, Causeway Bay, Hong Kong