バンコクへの一人旅、なるべく安く済ませるために、今年初めにセントレアへ就航したばかりのLCC「ライオンエア」を利用してきました。
今回搭乗したLCC「タイライオンエア」、去年に旅客機が墜落するという無残な事故が起きたばかり、渦中の航空会社を敬遠する方も多いのか、かなり安い値段で航空券を取得することが出来ました。
ライオンエア 名古屋⇔バンコク(ドンムアン)便について
今回搭乗したタイライオンエアの名古屋⇔バンコク便は、以下の様な日程で運行されています。
便名 | 中部国際空港 | ⇔ | ドンムアン空港 |
SL311 | 16:55発 | >>> | 21:10着 |
SL310 | 15:25着 | <<< | 7:25発 |
そしてタイライオンエア 名古屋便の使用機材はエアバス社のA330-300に変更されています。セントレアへの就航当初はボーイング社のB737-MAXが使用される予定でしたが、去年にタイライオンエアのB737-MAXが墜落しているので、ちょっと笑えませんね。
タイ、日本両政府は、2度の墜落事故を起こしたB737-MAXの乗り入れを禁止しているので、その点は安心です。
因みにタイライオンエアの名古屋便はWEBチェックイン非対応だそうです。
タイライオンエア 名古屋⇒バンコク(ドンムアン)搭乗記
今回の旅行はセントレアの第一ターミナルよりスタートです!
現在のLCC用第二ターミナルの外観はこんな感じ。骨組みはもう完成しているみたいですね!
チェックイン
そしてチェックインカウンターへ。出発の3時間前ですが、大行列ができていました。
日本人の姿はほぼ無く、タイ人の方でいっぱい。係員も最初は英語で話しかけてきます。日本人はエアアジアXの便を利用するのでしょうね。
チェックイン列に並んでいる最中、機内持ち込み手荷物のチェックがありました。チェック方法は係員さんの感覚で行うみたいです。
「ちょっと失礼しますね~」
係員さんが私の荷物を持ち、無事合格です。チェック済の印をカバンに付けてくれました。
そしてチェックインカウンターの行列に並び始めてから一時間、ようやくチェックインが始まります。
こんなに待たせるならWEBチェックインを導入してほしいな・・・笑
余った時間はラウンジでのんびり、朝食のお菓子をむさぼりました((
ライオンエア SL311|名古屋⇒ドンムアン便へ搭乗開始
搭乗開始時刻は16:10~でしたが、機内清掃のために30分遅れて搭乗開始となりました。
機内清掃で30分も遅れるなんて、前客の方は嘔吐でもしちゃったんですかね笑
こちらが今回搭乗するSL311便、A330-300です。
ライオンエアのロゴってなんだか東南アジアっぽいですよね!笑
タイライオンエア 名古屋⇒バンコク便 座席について
こちらが機内、エコノミークラス座席の様子です。
3×4×3列シート、一般的な航空会社と同等の座席配置ですね。
シートの材質は革製です。今回は3列シートを独り占め、エコノミービジネスです!
足元は結構広く驚きました。私が今まで乗ってきたLCCの座席は、シートと足の間にこぶし一個がなんとか入るくらいだったのですが、こぶし2個が余裕で入るくらいの隙間があります。この差はかなり大きいです。窮屈な思いをせずにバンコクのドンムアン空港へ向かえます。
そして背もたれの直角度。LCCの座席では、シートピッチを詰めるため、座席の背もたれが直角に近かったりします。
私の場合、背もたれが直角に近いと首が固定できず、まったく眠れないのですが、今回の座席ではリラックスした体勢が取れそうです。
座席の幅は他の航空会社(JAL等)と同等ですね。
エンターテイメント・アメニティについて
座席にはUSBケーブルが付いています!ちゃんと充電出来ました。
LCCでUSB充電を付けている会社はそうそうありませんから、大変に助かります。
そして、タイライオンエアはLCCの分際でモニターが全席に付いています。
LCCって一体・・・笑
ラインナップは最新の映画も多く、FSC(フルサービスキャリア)と同等に思えます。ただ残念なことに、映画の対応言語が英語かタイ語のみ・・・私には無用な代物でした笑
イヤホンの貸し出しは無いのですが、普段使っているイヤホンをそのまま差し込んで使えるので興味のある方はイヤホンを持参するようにしましょう。
因みにイヤホンは40バーツで機内販売しています。安い!
それと収納机です。
名古屋からバンコクドンムアンへ向け離陸!
予定よりも20分ほど遅れての出発です!
夕暮れの伊勢半は綺麗ですね~!
シートベルト着用サインが消え、スマートフォンで映画を見ていると、まさかの機内食が配られました。
無料サービスみたいです。エアアジアの安さでも驚いたのに、ライオンエアはLCCの域をぶっ飛んでいますね笑
これはきっと新ジャンル、LCFSC(ローコストフルサービスキャリア)なのでしょう!
後ろ席にいた主婦の方とおしゃべりをしたり、映画を見たりしていたらあっという間にバンコクが見えてきました。
乗る前は、LCCだから座席が狭いに決まってる。早く降りたいという気持ちでいっぱいになると思っていたのですが、快適すぎました。
到着時刻は定刻でした。遅れると思っていたのに驚きです。
それでは楽しいバンコク旅行へ行ってきます!