台湾桃園空港内にあるワンワールドアライアンス系列のラウンジは「キャセイパシフィック航空」と「JAL」のラウンジ、2カ所のみです。台湾の主力空港の割には少ない気がしますね。
桃園空港 キャセイラウンジへの行き方
台湾桃園国際空港のキャセイラウンジは、ターミナル1の制限エリア内にあります。そのため到着時に利用することはできません。
また、同じワンワールドであるJALはターミナル2からの出発ですので、キャセイラウンジを利用するためには20分ほど歩かなくてはいけません。ターミナル2には、飲食類が充実したJALラウンジがありますので、そちらの利用をお勧めします。
それでは、キャセイラウンジへの行き方です。
①ターミナル1で出国審査後、左側へ向かいます。
出国後に左側へ進みます。GODIVAの免税店がある方向です。
すると、目の前に看板が見えてくるかと思います。
この「航空公司貴賓室」にキャセイパシフィックがありますので、これからこの案内看板に従って進んでいきます。
②後は看板に従って進んでいくだけ!
看板の案内に従って移動をすればたどり着けます。エスカレーターを登った先にありました。
桃園空港 キャセイラウンジの利用条件
キャセイラウンジの利用条件です。
・ワンワールドアライアンスのステイタス会員証(エメラルド・サファイア)
・ワンワールドアライアンスに加盟する航空会社の当日航空券(ビジネスクラス/プレミアムエコノミークラスに限る)
これに1人の同行人が利用可能です。航空会社のラウンジですから、厳しめな条件です。
いざキャセイラウンジへ
さあ、キャセイラウンジへ潜入です!
やはり海外の航空会社のラウンジは入るときに緊張しますね!JALのサクララウンジは日本語OKなので、まるで安息の地に訪れたかの様な安心感があるのですが笑
ラウンジ内の様子
ラウンジ内は大きく分けて、3つの空間に分かれています。
ダイニングエリア
まずラウンジ内に入って、一番手前にあるお部屋、大きなダイニングテーブルのあるダイニングエリアです。
こちらのエリアでは、軽食やソフトドリンク、紅茶やコーヒーをいただけます。
おしゃれな空間ですね。少し身構えてしまいます笑
因みにラウンジのおトイレはこのエリアに隣接しておりました。
ダイニングエリアで提供される飲料
私が滞在したときに、ダイニングエリア内に置かれていた飲み物一覧です。
- コーラ
- ファンタ
- スプライト
- オレンジジュース
- 紅茶(TWININGS)
- エスプレッソ
- エスプレッソダブル
- アメリカン
- スチームドミルク
- カプチーノ
- カフェラテ
- 台湾ビール
種類が豊富ですね!
紅茶は日本でもおなじみ、TWININGSです。
コーヒー類はコーヒーマシーンでの提供です。
ダイニングエリアで提供される軽食
お次に、ダイニングエリアで提供されていた軽食一覧です。
- サラダバー
- クッキー
- ベーコン/ハム
- チーズ
- ヨーグルト
- マンゴープリン
- サンドウィッチ
- パンプキンシュー
- りんご
置かれる軽食はどんどんと変わっていきます。気に入ったものがあれば早めに取っておきましょう!
サラダバーです。野菜物が食べられるのはダイニングエリアだけ。
他にもハムやベーコンにチーズ、ヨーグルト。それからリンゴも丸々置いてあります。決して飾り物ではありません。
なかなかフォトジェニック映えする様なラインアップですね笑
ごっそり大量に持っていく人がいるのか、ヨーグルトはすぐに売り切れてしまいました。
ヌードルバーエリア
キャセイパシフィックのラウンジと言えばヌードルバーらしいです。
こちらのヌードルバーではヌードルを始め、点心などの広東料理を楽しむことができます。
ヌードルバーでの料理注文方法とメニューの一覧
注文方法は簡単!ヌードルバーのカウンターにメニューが置かれていますので、指挿し注文をします。
メニューの一覧です。頑張って和訳しました!
まずは通常メニューから。
メニューの原文 | メニューの和訳 |
台湾牛肉麵 | 台湾式の牛肉ラーメン |
鮮蝦雲吞湯麵 | エビ入りワンタンメン |
新竹貢丸湯米粉 | ビーフンと肉団子のラーメン(新竹は台湾の地名) |
冷肉起司帕尼尼三明治 | 肉入りホットサンド |
養生香芋地瓜甜湯(熱) | たろ芋とさつまいものスープ |
お次は点心/餃子系です。
メニューの原文 | メニューの和訳 |
豬肉小煎包 | 豚肉の生煎包(おやきみたいな物) |
豚肉蒸焼売 | 豚肉のシュウマイ |
菩提蒸素餃 | 野菜餃子 |
潮州蒸粉粿 | 豚とエビ入り餃子 |
鮮蔬素湯麵 | 野菜ラーメン |
点心は一つの注文で一つだけ来ますので、シュウマイを4つ食べたい!って場合には、指で数を表しながら「フォー」もしくは「スー」と伝えましょう。
そして注文を終えると、フードコートなどでよくある交換札を手渡されます。これを持って好きな席に座ります。
交換札が鳴りましたら札を持ってヌードルバーのカウンターへ向かい、料理を引き取り自分で運びます。
引き取りカウンターの横に薬味やタレが用意されていますので、必要に応じて用意しましょう!
テーブルはまるでレストランの様なボックス席もありました。
ボックス席にもしっかりコンセントが付いています。
うひゃあ美味しそう!いただきます!
こちらのヌードルバーにも、ドリンクをいただけるエリアがありました。
ラウンジ/バーエリア
一番奥にある3つ目のエリアです。
広々とした空間にお洒落なデザイナー家具が散りばめられています。
こんな贅沢な椅子があったら写真を撮りたくなっちゃいますよね!
そしてラウンジの最奥にはバーがあります。こちらでカクテルやモクテルなど、さまざまな飲み物をバーデンダーが作ってくれます。
バーカウンターでのドリンクの注文方法
こちらもハローと呼びかけ、メニューを読み上げるか指差しで注文します。
ニーハオと言ってしまうと中国語で対応されてしまうので注意してください笑
注文を受けたバーテンダーさんがその場で作ってくれますので、できるまでの間、その場で待ちましょう。
バーカウンターで提供されている飲み物
メニューはアルコールとノンアルコールで分かれており、
「A Selection of Alcholic Beverages」と書かれているメニュー表がアルコール類です。提供されているアルコール類は以下の通りです。
- 各種カクテル
- 白ワイン
- 赤ワイン
- ウイスキー
- リキュール
- ビール
- スパークリングワイン
カクテルやワインにも沢山の種類がありますので、メニューの写真を拡大して確認してみてください。
ノンアルコールメニューは「A Selection of Non-alcholic Beverages」をご覧ください。
大きく分けて、
- キャセイオリジナルドリンク(Signature Drink)
- モクテル(ノンアルコールカクテル)
- フルーツジュース
- 温かい飲み物(Hot Beverages)
- 冷たい飲み物(Cold Beverages)
が提供されています。こちらも詳細はメニューで確認してみてください。
とりあえず、定番のキャセイディライトを頼みました!
キウイだとかバナナが混じった、子供の頃に飲まされたスムージーの味がします。
話が逸れますが、ラウンジにある机の取っ手を引き出すとコンセントが出てきました。コンセントはデザイン性悪いですもんね。
お次はモクテルに挑戦。ファンシートラベルとか名前が面白そうだけど、ネットで調べても出てこないし・・・
とりあえず無難そうな名前のマンゴークーラーを注文しました。
「なんだこれ!飲んでいると味が変わっていくぞ!?」
甘くなったりマンゴーの酸っぱさが出てきたり、とっても面白くて美味しかったです。
優雅な?ティーパーティーを満喫しました笑
その他のサービス
シャワー室の有無
ラウンジにシャワーがあると、だいぶスッキリした状態で飛行機に乗れるのですが、こちらのラウンジにはシャワー室はありませんでした。ターミナル1は中国への短中距離路線が殆どなので、維持が大変なシャワー室は必要ないと判断されたのでしょうね。
トイレの有無
トイレは案内標識がありませんでした。ダイニングエリアの片隅にあります。広々した清潔なトイレでした。
wi-fi 通信環境等
ラウンジ内にはwi-fiが飛んでいました。また共用パソコンも複数台置かれており、調べ物をする事もできます
ただ置かれている端末がMacOSのみなので、Windowsユーザーは悪戦苦闘しそうです笑
荷物ロッカー
写真を失念してしまいましたが、スーツケース等を格納できるロッカーがありました。
最後に
台北のキャセイラウンジは魅力が多いですから、記事が長くなってしまいました。
サービスは致せりつくせりで食べ物も豊富。グルメに満ちた台北で満腹になった胃袋にトドメを刺してきます。キャセイラウンジを利用するときは、朝ごはんを抜きにする事をお勧めします笑