今回はエアアジアジャパン(DJ)によって運用されている近中距離路線(エアバス社A320)の座席についてご紹介させていただきます。
※ハワイやバンコク、マレーシアと日本を結んでいるエアアジアXは、長距離路線(エアバス社A330)用の座席となりますので、このページでは紹介していません。ご注意ください。
今回紹介する座席で運行されている路線一覧
2018年現在、エアアジアジャパン(DJ)によって運行されている近中距離路線は残念ながら名古屋⇔北海道便のみです。ハワイやマレーシアなどの長距離を飛ぶ飛行機には、今回紹介する座席よりも少し大き目の座席が割り当てられていますので、また別で紹介する予定です。
出発都市 | 到着都市 | 便名 |
中部国際空港 | 千歳国際空港 | DJ1 |
DJ3 | ||
DJ9 | ||
千歳国際空港 | 中部国際空港 | DJ2 |
DJ4 | ||
DJ10 |
エアアジア A320 機材の紹介
エアアジアでは2種類の飛行機で運営されており、長距離路線は大きめの飛行機「A330」、短距離は今回紹介する小さめの飛行機「A320」と使い分けがなされています。
下の写真は名古屋⇔札幌間で運用されているA320の機内座席図
※エアアジアより画像引用
エアアジアのA320が縦31列なのに対し、主要航空会社であるニュージーランド航空が運用するA320では縦28列ですので、かなり足元の狭いレイアウトになっている事が分かります。
エアアジア A320 座席の種類と広さ
エアアジアが運用するA320には2種類の座席が用意されています。
スタンダードシート
※エアアジアより画像引用
俗に言うエコノミーシート、公式サイト情報では前後間隔(シートピッチ)は70cm、横幅は40~43cmの座席です。
JAL国内線の座席間隔は79cmですので、JALと比べると軽く拳1個分は狭いです。ただでさえ狭い座席なので、後ろの方に配慮してリクライニングは利用しない方が良いです。シートは直角に近く、寝るにはきついです。
座席幅は男性の標準体型である私で、左右にこぶしが一個ずつ入る広さでした。やはり幅は広いですね。
ホットシート
※エアアジアより画像引用
ホットシートはスタンダードシートよりもピッチが3cm広いシートで、機体の先頭や非常口付近に位置します。優先搭乗サービスもついているため、いち早く搭乗していち早く降機する事ができます。
座席の前後間隔は73cm、横幅は40~43cmです。スタンダードシートと比べて横幅は変わらず、足元のスペースが3cm増えています。LCCでの3cmはかなり大きい!男性であれば快適性はかなり増すはずです。しかしシートはやはり直角ですから寝るにはしんどいです。そしてJALなどのエコノミークラスと比べてしまうとやはり狭いです。ただ、1,12,14列目に関しては足元に53cmの余裕があるそうです。
座席指定料金がスタンダードシートで¥500、ホットシートの最安席で¥700なので、座席を指定するのであればホットシートを選ぶのもありですね。
座席の指定について
料金を支払えば、予約完了前でも後でも座席を変更・指定することが可能です。
⇒エアアジア公式サイトに変更の方法が記載されております。
スタンダードシートでおススメの座席はこれ!
おススメその①最後尾
スタンダードシートでおススメの座席は最後部座席です。後ろが壁なのでリクライニングに制限こそありますが、気兼ねなくシートを倒すことができます。
また、飛行機の座席は目的地到着時に早く降りられる前側の席が人気になりがちなので、不人気の後ろ席であれば3列シートの隣が空席になる可能性も上がります。
おススメその②前列側
最後尾が満席の場合は、機内からより早く降りることができる前列よりがお勧めです。
エアアジアではスタンダード席でも前列と後列で料金が変わります。前列でも後列でも待ち時間は5分程度しか変わらないので、私であれば座席指定料金が一番安い席の中で前寄りの席を取ります。
実際にスタンダードシートに乗ってみました!窮屈だけど2時間くらいなら我慢できます。
まずシートの種類、目視ではホットシートと通常シートの違いが色以外で判別できませんでした。
エアアジア スタンダードシートの幅は御覧の通り、見るからに狭いです。
実際に座ってみてもやはり狭い・・・!!トイレへいくためには必ずお隣さんに立ってもらわなければいけません。
狭いですが、観光バスの座席に近いかもしれません。2時間くらいであれば全然辛抱できますね。
搭乗記としてもまとめていますので、併せてご覧ください。
⇒エアアジアDJ1 名古屋⇒札幌 搭乗記 座席は少し窮屈でした
ついで、エアアジアには荷物制限もあります。ご注意くださいね。