沖縄には「ぶくぶく茶」なる、琉球王国時代からの郷土茶があるそうです。
お抹茶の様に泡立てて飲むお茶だそうですが
一体どの様なお茶なのでしょうか?
「ぶくぶく茶」を提供している
数少ない喫茶店の一つ「嘉例山房」さんへ行ってまいりました。
首里城から歩いて行けますよ~!
嘉例山房の場所
首里城の北側に位置します。駐車場は2台分ありますが、
狭いですので首里城の散歩がてら徒歩で向かったほうが楽かと思います。
いざ嘉例山房の店内へ!
ショーウィンドウ越しにお店を覗くと、
「ここ・・・本当に喫茶店・・・?」
外から見るだけでは、とてもエキゾチックな雑貨屋に見え、
私以外に人気も無いので少しだけ入るのを躊躇ってしまいました。
ちゃんとぶくぶく茶の看板がある。
うん、このお店だ
おそるおそる店内に入ると、お店のおば様に2階席へ案内されました。
2階席にもとにかく雑貨が多く、なんだか落ち着かない雰囲気です。
悪い意味でなく、ごちゃごちゃ感がなんだか映画の世界の様でワクワクします。
注文するのはもちろんお目当てのぶくぶく茶!
お値段は\800でした。
ぶくぶく茶は1種類だけだと思っていたのですが、
玄米さんぴん茶をはじめ、薬草からハイビスカスまで、
多種多様なお茶があります。
薬草ってお茶なのかな笑
変り種を頼むつもりが、変り種しかないです。
逆に迷うよ!
あと因みに、普通の喫茶店メニューもありました。
迷った挙句、一番のくせものっぽい薬草13種ブレンドのぶくぶく茶を注文することに!
しばらくして、ぶくぶく茶が届きました。
これがぶくぶく茶です!
思った以上にぶくぶくしています!
お茶菓子も付いていました。
ちょっぴり嬉しいですね!
この泡に砂糖とピーナッツを混ぜたものをかけ、頂きます。
ぶくぶく茶の食べ方や泡の作り方はお店の方が一通りレクチャーしてくれました。
泡は別で用意されたボールでお抹茶をたてるように混ぜて作り、
おかわりが必要であれば手元の茶碗へよそっていきます。
なんだかお抹茶をたてているみたい。
泡の味は・・・ありませんので、
上にピーナッツをかけて泡をハムハムします。
炭酸が苦手な私には、泡なので少々きつい飲み物でした。
普通のお茶に泡立てたお茶を乗せただけですので
ぶくぶく茶の味に関しては普通の味でした。
薬草のお茶を普通って言っちゃうのは私の感覚がマヒしてるのかな・・・?笑
ただ、ぶくぶく茶のインパクトと合わさって
お店の雰囲気がとにかく特殊で面白いです。
興味のある方は旅の思い出にぜひ、行ってみてください!