海外旅行の知識

海外旅行、お金はどう持ち歩く?低リスクな持ち歩き方を紹介!

先日、職場の方と旅行に行ったときに「お金はどうやって管理している?」との質問がありました。お金にウトい私は今まで余り意識していませんでしたが、旅行中の全財産を持ち歩くわけですから何かしらの注意は必要ですね。海外旅行での盗難によるリスクを下げるためにはどうやってお金を持ち歩くのがベストかを調べて考えてみましたので、このページで紹介させていただきます。

 

海外に持っていく日本円、本当にそれだけ必要ですか?

海外旅行の間、少なからず日本円を持ち歩くことになるのですが、海外旅行中には使わない代物。どのように持ち歩けば良いのでしょうか?

でもその前に、みなさんはどのくらいの日本円を海外へ持っていきますか?沢山の使わない日本円を持ち歩くと、盗難による損害のリスクが上がってしまいます。持ち歩くお金をなるべく少なくするため、以下の2点を抑えておきましょう。

 

①クレジットカードをうまく活用しましょう

海外旅行へ赴くにあたり、クレジットカードはパスポートの次に必需品と言っても過言ではありません。海外キャッシングサービスを使えば、両替用の日本円を携行する必要がなくなります。現地のATMで現地紙幣を引き下ろす事ができます。

また日本と同様、ショッピングにもクレジットカードを利用することができます。お金が足りなくなってもクレジットカードがあれば何とでもなります。

詳細は記事下で説明させていただきます。

 

お金とは関係ないですが、私はクレジットカードの海外旅行保険を知って以来、ツアー会社が勧める海外旅行保険に入らなくなりました。ツアー会社が再三勧める=保険会社が儲かるって事です。クレジット付帯保険の存在も、保険会社に都合が悪いのであまり知られていませんよね。

 

②海外へ持っていく日本円は必要最小限に

海外へ持って行く日本円はとにかく必要最小限にしましょう。いざとなればクレジットカードでどうとでもなります。

私の場合、現地のATMでクレジットカードを使って外貨を引き落とし、飲食費用もクレジットカードで支払いますので、海外へ持って行く日本円は毎回\3,000(内交通費¥2,600)、会社に持っていく現金より少ないです笑

盗難にあったカードが悪用されても、こちらに落ち度が無ければカード会社が被害を負担してくれますし、3,000円くらいの盗難であれば笑い話で済みますね。

 

海外旅行中の日本円の持ち歩き方

クレジットカードをうまく活用すれば、海外旅行へ持っていく日本円を少なくできる事を説明しましたが、やはりATM操作やクレジットカードの利用は心配!と言った方も多いかと思います。

現地で使わない日本円はホテルのセーフティボックスに

現地で使わない日本円はわざわざ持ち歩く必要はありません。ホテルのセーフティーボックス(備え付けの金庫)にしまっておきましょう

ただ、セーフティーボックスはホテルの従業員が解錠することができるので少なからず盗難のリスクはあります。(そんなホテルはレビューが最低でしょうが・・・)

現金を保管するのに絶対に安全な場所は無いという事を肝に銘じておきましょう。

 

スーツケースには絶対にお金を入れない

日本円を使わないからと言って、お金含め貴重品は絶対にスーツケースに入れないでください。空港で荷物を預けてから受け取るまでに誰の手に渡るか分かったものではありません。空港によっては盗難が多発している場所もあります

私は今までにクアラルンプール国際空港をスーツケースの鍵を掛けずに4回利用しましたが、毎回スーツケースを開けられた形跡がありました。

 

現地通貨の持ち歩き方

数万円の大金を持ち歩く場合は財布を分ける

万が一盗難にあっても被害を最小限に抑えるため、大金を持ち歩く場合は財布を2つに分けましょう。予備の財布は百均で十分。懐やセキュリティポーチにパスポートと一緒に隠しておくか、宿泊ホテルのセーフティーボックスにしまっておくと良いです。

 

 

財布は身に着けるか、目の届く所に

バックパックのポケットに財布を入れるのは大変危険です。相手はスリのプロですから、後ろでこっそりファスナーを開けられても気付けません。もしバックパックのポケットに財布を入れたい場合はダイヤル式の鍵を掛けておきましょう。

使う財布はなるべくコンパクトな財布が良いです。財布は目の届くショルダーバッグやポーチに入れ、後ろポケットに入れる場合は、混雑している場所では常に警戒するようにしましょう。

私の経験上、治安の良さそうな国でもスリは頻繁に起きます。以前パリへ行った際はイスラム系のスリ集団のスリに3回遭遇しました。全て回避しましたが、友人はショルダーバッグのファスナーを開けられ財布をすられる手前まで行きました。

 

長財布はズボンにいれないで!

財布はここですよ~!どうぞ引っこ抜いてください!と言わんばかりに後ろポケットからはみ出している長財布、スリには格好のまとです。

後ろポケットは自身からは見えないワケですから、混雑した場所ですられてしまえば気付いて振り返ったとしても誰がすったのか特定することが出来ません。

長財布を持つ場合は必ず目の届く場所に、他者から見えない様にしまいましょう。

 

 

海外で持ち歩く外貨を減らす方法

繰り返しになりますが、持ち歩く現金を減らすため、盗難の被害を最小限に抑えるためにはクレジットカードの活用が一番効果的です。

例えば現金が盗まれてしまったら泣き寝入りするしかありませんが、クレジットカードを盗まれてしまっても電話一本でカードの使用停止をすることができます。もし万が一クレジットカードを悪用されたとしても、付帯の盗難・紛失保険によって、大体60日以内にカード会社に報告をすれば被害を被らなくて良いのです。

 

海外キャッシングサービスで現地ATMから小まめに外貨を引き落とす

長期間の海外滞在ともなれば、必要となる外貨も多くなるかと思います。しかし高額の外貨を持ち歩くのはかなり危険。

だからと言って、クレジットカードを色々な店舗で使うのも怖いですよね。。

そんな方にお勧めなのがクレジットカードの「海外キャッシングサービス」です。両替商よりも少ない手数料・月利息で現地のATMから通貨を引き下ろせます。両替商よりも確実に安いので、私も毎回海外キャッシングサービス利用しています。

海外キャッシングサービスの使い方をまとめましたのでご覧ください。

海外旅行前に必見!万国共通 お得な両替方法"海外キャッシング"のススメ

 

ホテルでの支払いはクレジットで済ませる

ツアーを除き、宿泊費は旅行費の大部分を占めるはずです。クレジットカードで支払いを行えるホテルであればクレジットカードで支払いを済ませましょう。持ち歩く外貨を大きく減らすことが出来ます。

 

ローカルの店舗で買い物をするときはクレジットカード詐欺に注意!

海外にも当然、手癖の悪い人がいます。クレジットカードを読み取れないふりをして何度も同じ商品の支払いを行っていたり、こっそり別の高額商品の請求をしていたり。怪しいお店ではクレジットカードの使用を控え、その他の店舗でもクレジットカードの処理が不正無く行われているか、店員をしっかり監視し、領収証は必ず確認しましょう

 

持って行くカードブランドによっては店舗で使えないことも!?

カード支払いが可能な店舗でもカードブランドによっては使えないことがあります。JCBカードなんかは使えない店舗が多いことで有名ですね。

海外へ持っていくカードのブランドは、国際的なブランドで加盟店舗が多いVISAやMASTERカードを持っていけば間違い無いです。

不測の事態に備え、カード会社窓口の電話番号は必ず控えておきましょう。

 

 

良く聞くトラベラーズチェックってなに?

かつては海外旅行で頻繁に使われていた旅行者用の小切手です。

トラベラーズチェックは日本での販売を2014年3月31日を持って終了しています。

古いガイドブックには「現金を持たなくて本人しか使えないから便利!」と記載されていますが、日本国内で購入できない今、わざわざ海外に出向いてトラベラーズチェックを購入する必要性は皆無です。

 

最後に

【海外でお金を持ち歩く際は所持金を最小限にする】これがベストな解です。所持金が大量に余り、空港の免税店で高い商品を購入して使い切るのはスマートでは無いです。丁度足りるくらいの現金を持ち歩き、足りなくなったらクレジットカードを使ってATMで引き下ろす様にすればATM手数料以外、損することはありませんので、ぜひ海外キャッシングに挑戦してみてください。

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