エコノミークラスでは、硬くて狭い椅子に長時間座り続けるのでかなり疲れてしまいますよね。私も以前LCCに乗車したとき、窮屈で身動きが取れず、まともに眠れませんでした。
そんな苦痛の時間を和らげてくれる快適グッズがネックピロー!首をクッションで固定して疲労を和らげようというシロモノです。しかしネックピローが無くても海外へ行ける、いわゆる必需品では無い事から購入をためらっている方も多いハズ、私もその一人でした。
このページでは、ネックピローが必要か否か、そしてどのネックピローがオススメかを紹介させていただきます。
ネックピローは必要?答えは人それぞれです。
かくいう私も今まで購入しようか迷っていましたが、Amazonのレビューを見て思い切って買ってしまいました。
そして一度使ったきりです。私にはネックピローは不要でした。
飛行機内で周りを見渡してみると、ネックピローを活用している人とそうでない人がいる事が分かります。ネックピローでは寝心地が悪く、膝の上に置いている人や、ネックピローを簡易テーブルの上に置いてうつ伏せに寝ようとしている人、ネックピローを活用して眠っている人だっています。
以上の事から、ネックピローが必要かどうかは、人それぞれです。即ち、ネット上でいくら調べても答えは得られないのです。
ネックピローがあると寝づらい場合もあります
ネックピローは飛行機の揺れに対し、頭をしっかり固定してくれます。そのため首の疲れを軽減します。
しかしいざ使ってみると、背もたれが直立したエコノミークラスでは以下の写真の様になってしまいました。首がネックピローに押し出され、下を見下ろすような大変寝づらい状態になったのです。
背もたれを倒せば解決!とも行きません。LCCのエコノミーで座席を倒してしまうと後ろの方がとても窮屈になってしまいます。因みに私のネックピローは現在キャンプ用品として、第二の人生を送っています笑
ネックピローが必要なのか、購入前に確かめて見ましょう!
ネックピローを購入してから「やっぱり要らなかったな」はもったいないですから、買う前に自身に必要かを試して見ましょう!
用意するもの
- 車
- ブランケット
ネックピローが必要なのかの試しかめ方
①まず、ブランケットを持って車の前方座席に座りましょう。
②座席の背もたれは、倒していない元に戻してください。
③次にブランケットを直径10cm(太ももくらい)になるよう丸め、自身の首と背もたれの間に通します。
どうでしょう、寝やすいですか?
「う~ん邪魔!」ってなるようでしたら私と同様、要らないタイプです。
もったいないので買うのはやめた方がいいですよん。
逆に「寝やすいぞ!」と言う方は、自身にあったネックピローを選びましょう!
ネックピローの選び方
ネックピローには大きく分けて2種類あります。空気で膨らます「浮き輪タイプ」と綿などが詰まった「クッションタイプ」です。
結論から言ってしまいますと、
持ち運び性重視⇒浮き輪タイプ
快適性重視⇒クッションタイプ
です。
それぞれメリットデメリットを紹介させていただきます。
空気で膨らます「浮き輪タイプ」のネックピロー
浮き輪の様に空気で膨らますタイプのネックピローです。
浮き輪タイプのメリット
- 好みに応じて空気量(硬さ)調整ができる。
- 空気を抜けばペチャンコになるので嵩張らない。
- 空気ポンプ内臓型が主流
- 意外と肌触りの良いモノが多い
近年ではポンプが内臓されたネックピローが主流なようで、機内で口を付けてフーフーする必要がありません。嬉しい配慮ですね。
浮き輪タイプのデメリット
- 首が沈まない
- 空気の出し入れで音が出る
いくら空気量を調整したところで、クッションタイプの様に首がピローに包み込まれるように沈み込みません。
低反発枕を愛用している方にとっても結構大きな問題かと思います。寝やすさを重視するのであれば、クッションタイプにしましょう。
「クッションタイプ」のネックピロー
続いてクッションタイプのネックピローです。
クッションタイプのメリット
- 100円ショップでも売っている
- 低反発なネックピローもあり、自分に合ったものを選べる
- 頭が沈み込み、快適
クッションタイプのデメリット
- 荷物がかさばる
- ネックピローの硬さが手に取らないと分からない
デメリットはやはり何と言っても荷物がかさばることですね。たかが枕ですが、海外旅行ともなると荷物を圧迫してしまいます。そして、自身に使いやすい枕があるように、Amazonで評判の良い枕が必ずしも自分に合っているとは限りません。Amazon等で購入して、実際に使ってみたら寝にくかった!となっては本末転倒ですからね。
買うことを決めたら"100円ショップやAmazonで安い商品をお試しで買う場合を除き"、実店舗で確かめて購入するのがベストかと思います。
最後に
ネックピローが活躍するのは飛行機の機内だけではありません。車・電車での移動しかり、キャンプでも、なんならマンガ喫茶での宿泊でも役に立ちます。もし頻繁に海外へ行かない方であっても、購入を検討する価値はあります。
それでは良い旅を!