日本

宇治観光旅行|半日の歴史さんぽ

1泊2日の京都旅行、初日の半日は、兼ねてより行きたかった宇治観光を行いました。

今回の旅はJR奈良線 宇治駅より出発です。

10:46 宇治駅を出発

宇治の隣駅は小倉なんですね。

宇治+小倉=絶対美味しいやつなので、駅名だけでよだれが出てきちゃう

駅のロータリーに不思議なものが置かれていました。

この壺、何だかわかります?

答えは・・・郵便ポスト。宇治だけに茶壷型!

 

ポストは置いておいて、まずは宇治の平等院鳳凰堂へ向かいたいと思います。

駅から足を進めると、目前に宇治川と宇治橋が見えてきました。

 

右を振り向くと平等院の表参道です。

因みに表参道の隣にある大鳥居は縣神社のものだそうです。

鳥居を横目に参拝客で賑わう平等院表参道を進みます。

参道には聞いたことのあるお茶の名店がずらずらりと軒を連ねます。

お茶好きな私の目は泳ぎまくり。

 

11:01 平等院

表参道を抜け、平等院へやってきました。

 

平等院はいろんな人から「意外と小さかったよ」と聞かされます。

確かに意外と小さいかも。

左右に広がる回廊は2階建てになっていますが、2階部分は人が立てなさそうなくらい狭く見えます。

ディズニーランド城と同じ感じ。

様な錯覚技法を取り入れているのかな?

極楽浄土を題材にした庭園ですから、ある意味、日本最古のテーマパークと言ってもいいかも笑

 

屋根の上には鳳凰がいます。この鳳凰は複製だそうで、本物は博物館に展示されています。

鳳凰は1万円札のモデルですが、流石に一万円札を取り出して見比べるのは気が引けますな笑

 

平等院を後にし、次は縣(あがた)神社を目指します。

 

12:30 あじろぎの道

縣神社へ行く前に・・・折角なので宇治川沿い、あじろぎの道を散歩。

あじろぎの道は景観が素敵ですが人が少ないです。

通りには伊右衛門で有名な福寿園の喫茶店もあり、宇治川を眺めながらのんびりお茶なんて憧れるかも

 

12:39 縣(あがた)神社

縣神社に到着です。

平等院の賑わいとは裏腹に、かなり落ち着いた神社でした。

毎年6月になると、奇祭「あがた祭」が行われるそうで、この梵天を持って練り歩くんだとか。

かなり重そうです。。

 

12:48 塔の島

縣神社の参拝を終え、今度は宇治川の対岸にある福寿園へ買い物と食事へ向かいます。

対岸へは塔の島を渡って向かいました。

 

宇治川沿い、なんだか良い景色ですね。

 

このとっても大きな石塔は、浮島十三重石塔と言うそうです。

高さは15.2mもあります。近世以前の現存する石塔の中では最も高い石塔なんですって。重要文化財です。

 

 

塔の島ではウミウが飼育されていました。

 

そしてウミウの飼育場の横で、ポツンと佇む一羽の鷺(サギ)。

この鷺がとっても可愛らしくて、ついつい動画を撮ってしまいました笑

 

再び橋を渡って対岸へ向かいます。

 

12:57 福寿園 宇治工房

福寿園の宇治工房へ到着です!あの伊右衛門の福寿園です!

本日は土曜日ですが、ガラガラでした。

立地が悪いわけでもお無く、お茶づくり体験から飲食、お買い物まで、お茶に関するいろいろな事ができます。

福寿茶寮にて、茶そばをいただきました!

お茶の風味にゆずの香りがほんのり合わさって、なかなかお上品なお味。

掛けそばにゆずって合うんですね。今度やってみよう笑

 

福寿園の茶店では、宇治限定のかぶせ茶を買いました。

少々値段は張りますが、雑味が無く、今まで飲んだことの無い大変まろやかなお味でした。

 

 

13:57 興聖寺

実は宇治には、平等院以外にも凄いお寺があります。

その名も興聖寺、曹洞宗(禅宗)で最初に建立されたお寺です。

更に境内にある開山堂には、曹洞宗の開祖、道元禅師の木造が祀られており、木造にはお骨が納められているそうです。

更に更に!境内の中央に建つ法堂は、幻の城「伏見城」の遺構。

手入れの行き届いた、趣向を凝らした庭園も、見どころの一つです。

見どころが本当に多かったです。

 

 

14:38 宇治神社

来た道を戻りまして、今度は宇治神社へお邪魔します。

手水舎がウサギ!可愛いですねぇ

 

参拝を済ませ、お次は宇治上神社へ!

 

宇治上神社

宇治上神社は世界遺産に指定されていたりします。

拝殿にてお参り。

宇治上神社の境内には湧水があるんですって!

 

この手水舎は湧水を利用しています。

 

手水舎の内部。神聖な場所の水辺って何だか恐怖を覚えますよね。

 

本殿です。宇治上神社は宇治神社よりも、どことなく落ち着いた雰囲気がありますね。

 

宇治上神社を後にし、大吉山へ登ります。

 

14:52 大吉山へ

宇治上神社よりさわらびの道を進み、暫くすると大吉山の遊歩道口が見えてきました。

宇治なんて次いつ来るか分からないし、登るぞー!

展望台まで、ところどころ未舗装な緩やかな坂道が蛇行して続きます。

歩いている方はトレッキングスタイルのガチ勢か、地元のおじいちゃんおばあちゃん、小学生でした。

観光としては人気が無いのかな?

展望台に近づいてくると、周囲の木が冬なのに青々としてきます。

 

ここら辺は間伐整備されているようですね。なんだかアニメの世界の森を見ているような、不自然で幻想的です。

 

大吉山展望台に到着です!意外と遠い・・・20代男の足で14分掛かりました。

 

 

展望台からは大阪の高層ビルも見渡すことが出来ました。

下に見えるのは平等院。

眼下には椿が綺麗に咲いています。

冷たいそよ風と暖かい日光を浴びながら、暫く景色を堪能しました。

「宇治に来て良かったな」

 

次は紅葉シーズンの平日に来よう。

 

JR宇治川駅へ宇治橋経由で帰ります。

 

15:39 宇治橋

宇治橋は日本三古橋だそうですが、今は国道が走り、当時の面影はありません。

しかしながら過去から現在に至るまで、交通のかなめである事は変わりありませんね。

 

宇治橋は源氏物語の作中にも登場するそうです。

因みに宇治市のマンホールも・・・

 

15:50 〆のだんご

JR宇治駅へ帰る途中、「製造直売 ばら売り」と言った魅力的な看板を見つけました。

「次の電車がくるまでここで待とうか。」

おじゃましまーす。

ばら売りで、ほうじ茶だんごと抹茶だんご、それぞれ1本づつ購入しました。

 

あまくてもちもち、宇治旅行のいい〆になりました!

 

今回の宇治半日旅はこれで終わり。宇治旅行の所要時間は5時間ほど掛かりました。

できれば宇治の主要観光名所をすべて抑えたかったのですが、今回は歩きでしたので、駅から距離のある三室戸寺は諦めて別の機会にします。源氏物語ミュージアムも、源氏物語の知識なしに見ても身にならなさそうなので見送りました。

祇園精舎の鐘の音を・・・と冒頭しか知らないのでね・・・

え?それは違うよって?笑

 

それでは引き続き、伏見稲荷へ夜の参拝に行ってきます!

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