台湾

淡水|紅毛城の散策記

淡水観光で絶対に欠かせない観光地「紅毛城」、淡水の西洋的な街並みを象徴する砦です。

今回は紅毛城と、そのお隣にある英国領事官邸について、紹介いたします。

 

紅毛城について

紅毛城はスペインによって木造で建てられ、オランダによって改築された台湾最古の建築物です。この砦を拠点に植民地統治をおこなっていました。

しかし鄭成功(面白い事に日本の平戸生まれ)がオランダの駆逐に成功、淡水防衛・治安維持のために紅毛城の修理が行われましたが、次第に利用されなくなり廃墟と化していきます。

その後、北京条約によって淡水港が開港され、イギリス領事館⇒日本⇒オーストラリア⇒アメリカと、現在の台湾政府に返還されるまでなんと合計6カ国によって管理されてきました。

 

紅毛城の場所・営業時間

・場所と行き方

紅毛城は淡水駅からバスも出ていますが、行きは徒歩でいく事をお勧めします。淡水駅から徒歩18分の道中にはお土産・屋台の集まる淡水老街や小白宮など多くの見所があり、バスに乗ってしまうのはもったいないです。

帰りはR26(紅26)、836、857番のバスに乗車すれば、淡水駅に向かうことができます。立派な橋と港で有名な「漁人碼頭」へは、淡水駅の反対側へ向かうバス停でR26(紅26)、857番のバスに乗車すれば向かえます。

※紅26の路線は、5:30~00:40までの間、10~15分おきに運航しており、悠々カードも使えますから大変利用しやすいバス路線です。

・営業時間

平日: 9:30~17:00
土日: 9:30~18:00

毎月第一月曜日と旧暦の大みそか・元旦はお休みで、4月~10月の間は夜8時まで営業しています。

 

 

紅毛城 散策記

メインエントランスより、紅毛城を観光していきます。

まずは写真正面にあるチケット売り場でチケットを購入しましょう。販売されているチケットは市立博物館の共通券、1枚80元です。紅毛城のみのチケットは販売されていませんので、「ワンチケットプリーズ」くらいの英語で購入できます。

因みに共通券で入れる場所は以下の通り。

  • 紅毛城
  • 小白宮
  • 滬尾炮台

当ブログですべての施設を紹介しておりますので、併せてご覧ください。

 

チケットを持っている方はチケット売り場付近にいる係員にチケットか手の甲のスタンプを見せましょう。

井戸やミュージアムショップを抜け、小高い丘を登ります。

 

まずは紅毛城、紅毛城の前には、かつて砦を管理していた国々の国旗が並んでいます。

これだけ国が変わって、よく取り壊されませんでしたよね。ある意味パワースポットなのでは?笑

この日は残念ながら入館することが出来ませんでしたが、普段は内部を見学できるようです。

なんだか遊園地のお城みたい((

 

紅毛城の隣にある建物は英国領事官邸です。お洒落ですね!

若い子たちがこぞって写真を撮っていました。それでは内部へ潜入!

こちらも小白宮と同様にコロニアル洋式のバンガロー建築ですね、建物は湿気を防ぐために一段高い土台に建ち、周りには雨よけと光源確保のための回廊が施されています。

スコール等の雨が多い植民地で養った英国の建築技術だそうです。

領事館内には当時の様子を再現した展示がなされています。

客室

天井は豪華なシャンデリア

こちらは書房ですって。家具が置いてあると当時のイメージがしやすいです!

領事館としての歴史も展示されていました。

日本語で書かれてます。嬉しいですね!

キッチンは何だか映画に出てきそうなくらいお洒落!

年季が入っていますね。一体どんな料理を作っていたんだろう、やっぱりフィッシュアンドチップス?笑

分電盤は当時のものがそのまま使われている様です。

これは廊下証明のスイッチかな?

階段を登って2階へ!

2階には日本統治時代の展示がありました。

台湾に関わらず、日本統治=自転車のイメージがあるのは私だけでしょうか

 

紅毛城と領事館の他には砲台がずらりと並んでいます。

それとトイレがとってもレトロです。領事館内にトイレがありませんでしたので、昔も今もトイレとして使われているのでしょうね。

 

領事館の裏手には真理大学への通用口がありました。理学堂大書院などをそのまま見学できるみたいです。

こちらが真理大学の大書院。

その横にある礼拝堂です。

 

 

以上、紅毛城でした!

スポンサードリンク
スポンサードリンク

-台湾
-, ,

Copyright© ひとり旅のセカイ , 2024 All Rights Reserved.