マカオ

マカオ一人旅行記③世界遺産群の散策 後編

今朝8時20分にマカオフェリーターミナルを出発し、マカオのセナド広場を観光しました。

マカオ一人旅行記①ギア要塞⇒モンテ砦 町並み散策
マカオ一人旅行記②世界遺産群の散策 前編

お次はセナド広場から媽閣廟方面にある鄭家大屋へ足を進めます。

 

11:10 セナド広場から図書館へ向け出発

セナド広場を抜けると人数が一気に少なくなります。くたびれた建物が多いですね。

 

11:14 図書館「何東圖書館大樓」

1894年に建てられたこの建物、元々はポルトガル人の住居でしたが、それを香港の大統領が買取り別荘として所有、彼の死後、遺言により図書館となったそうです。

内部は10:00~19:00の間、無料開放されています。

建屋の裏手は普通の図書館でした。観光施設では無さそうで、館内には地元の勉強熱心な子供達しかいませんでした。

図書館の庭園は残念ながら立ち入り禁止!

図書館の真横にある教会「聖若瑟修道院小堂」、どうやら工事をしている様で、内部を見ることは出来ませんでした。普段は10:00~17:00に一般公開されているそうです。

次の建物へ!

本当に落ち着いたお洒落な街です。明治村の中を歩いているみたい笑

 

11:24 崗頂劇院(Dom Pedro V Theatre)

図書館を後にし媽閣廟方面へ歩いていたら、なんとも可愛い建物を見つけました。

崗頂劇院は1860年に建てられた中国初の洋風様式劇場だそうです。火曜日を除く10:00~18:00に無料拝観ができます。

近くで見ると意外と大きい!では行ってみましょう!

入ってすぐにあるのは劇場のロビーです。シャンデリアがステキですね。木がふんだんに使われており、なんだか落ち着きます。日本人だからかな?笑

劇場内は立ち入り禁止になっており、外から覗くことしかできませんでした。2階席の入口からも内部を覗ける様なので上がってみます。

なんてお洒落なんでしょう!ミニチュアの様です。

因みにこの建物は現在でも劇場として利用されているそうです。こんな古めかしい建物、日本だったらとっくに取り壊されているでしょうに、古い建物が数多く残っているのはお国柄なのでしょうか?

お次は聖ローレンス教会に向かいます!

11:30 聖ローレンス教会

聖ローレンス教会に到着です。誰もいない!入りづらいい!笑

今までは教会前に人がいたため内部を見学しやすかったですが、セナド広場から随分離れていることもあり観光客どころか、私以外誰もいません。

でも折角ここまできたし・・・

教会の正面です。人がいないためか穏やかな雰囲気でした。頭の中にシオンタウンのBGMが流れます((

教会内の様子です。天井がかなり高く、高台にあるからか窓から光が差し込みとても幻想的です。マカオは立派な教会ばかりですね。

一人で教会って何だか小っ恥ずかしいのですぐに退散!

聖ローレンス教会は毎日10:00~17:00に拝観できるそうです。

次は鄭家大屋です!大富豪の邸宅ですって。

 

11:37 鄭家大屋

鄭家大屋は入口が狭く探すのに苦労しました。道を一つ奥に行った場所にあります。

入場の際、窓口のおばちゃんに中国語で呼び止められました。有料かと思いきや、海外の客は入場無料だそうです!

マカオは世界遺産で入場料を取られないのですね、さすがはカジノの国・・・

入口は狭いですが内部は無茶苦茶広いです。迷子になるレベルです。

時代劇映画で見たような雰囲気!なんたって映画のロケが頻繁に行われてますからね!

どの部屋もかなり広いです。なんだか住居とは思えないくらい殺風景、こんな所で暮らしたら庶民の私は息が詰まってしまいそう笑

なんだか歩きっぱなし、ウォーキングラリーになっちゃっていますが、次は主教山小堂へ向かいます!

のどかな広場、その先には

お洒落な小道がありました。

吸い込まれるように小道へ足を進めます

昔の名残なのでしょうか、ところどころに石垣が残っています。

これはインスタ映えしますね!笑

誰もいない昼下がりの小道でした

小道を抜けてからは石畳の坂道をひたすら登っていきます。

教会が見えてきました!

 

11:59 主教山小堂

主教山小堂に到着!人は私以外に4~5人いました。

他のハイカラな教会とは違い、落ち着いた雰囲気の石造りでできた教会です。

当時に近くにあったお城が取り壊され、それから教会の拡張工事が続き

現在の様な壮大な姿になったそうです。

シックな作りがなんだかモンサンミシェルみたい。

教会前には広場があり、教会の雰囲気とカラッと晴れた天気もあいまって、

ここから見えるマカオの景色は格別でした。

ギア要塞なんて比にならないレベルです!

ここから領事館だって見下ろすことが出来ます。

立ち入り禁止なので上から見るだけで我慢!

それでは教会内に入ってみましょう

内部も他の教会と異なり、質素な作りになっています。

私たちが普段イメージするザ・教会です。

景色良し、雰囲気良し、マカオへ来たら一度は寄るべきスポットだと思います。

主教山小堂
開館時間:10:00~17:00
閉館日:年中無休
拝観料:無料

 

12:11 媽閣廟へ向け出発

お次は媽閣廟に行きます。場所的にひたすら下るだけかと思いきや

主教山小堂から繋がる道がなく、結構迂回しなければなりません。

 

道中はポルトガル領事館が近いからか、西洋風の豪邸がずらりと並んでいます。

目前に見えるちんけな建物は中国からの税関です。こんなのでも税関なのか・・・

 

12:24 媽閣廟

媽閣廟に到着です!

この寺院がマカオという国名の由来だとか、

そんなこともありここは観光名所として有名なようで、結構な人で賑わっています。

 

てっきり寺院が1つぽつんと建っているだけかと思いきや、

敷地内には4つのお堂があるようです。

それぞれ適当にぱぱっと周って見ます。

 

まずは目前にある媽祖殿へ、

どうしても大きな線香に目が行ってしまう!火を焚くとすごいんでしょうね、

扇風機が煙たさを物語っています。

ちょっと岩場を登ったところには弘仁殿、

よく海外映画の日本家屋に出てくる瓦屋根だ!笑

更に岩場を登っていくと観音堂が見えてきます。

観音堂のわき、山頂にある岩には「太乙」と言う文字があしらわれていました。

中国の仙人の名前ですって。画像検索すると2次元化されてひどいことに!笑

俗に言うパワースポットのようです。

12:30に下山!これでマカオ半島部の散策は終わりです。ここから近くのバス停へ移動し、コロアン島へ向かいます!

 

12:52 コロアン島へ向け出発!

お次は古い町並みが残るコロアン島を目指します。媽閣廟からコロアン島へ行くバスは限られており、今回は21A(マイクロバス)に乗車して向かうことしました。

初めてのマカオバスにちょっとドキドキです。運賃は先払い、乗車時に6.4HKDを運賃箱に投げ入れます。整理券等は無く、多めに入れてもお釣りは出ません。誤って8HKDも入れてしまいました笑

半島からタイパ島へ、2島を結ぶ3本の橋の内、島中央に掛かる公共車専用の橋で移動します。

タイパ島!

コタイ地区!ここが埋め立て地区なんですね、広い直線道路の左右には大きなカジノが立ち並び、まるでラスベガスです。

最初に見えるのはベネチアンカジノ!スケールがすごいです!

ベネチアンカジノの隣にはパリジアンカジノ!エッフェル塔すげえええ

君はオスカーかい?スタジオシティカジノ!有名な8の字の観覧車が見えます。

カジノストリートを抜けると橋脚が見えてきます。これは三菱重工業が建設中の新交通システム「澳門軽軌鉄路」の高架橋なんですって、

将来的にマカオ国内をMRTで移動できるようになるそうでです。これがあれば、わざわざバス路線を調べなくて済む。。。早く完成して欲しいですね!

バスはそのまま中国の国境へ・・・えええ!?笑

乗るバス間違えた!?中国入っちゃうの!?なんて驚いてしまいましたが、国境前のバス停でUターンしてくれました。

かなり焦りました 笑

 

13:32 コロアン島へ到着!

媽閣廟からコロアン島までバスでちょうど40分掛かりました。バス内でちょうどいい休息と車窓観光を楽しむことが出来ますね。

バス停から降りればそこはポルトガルです。

マカオ最南端のコロアン島までやってくる観光客はかなり少ないようで、かなりのんびり出来る観光地でした。

 

コロアン島での旅行記は別ページでまとめましたので、割愛します。どうぞご覧下さい。

【マカオ】コロアン島の観光名所とモデルコースのご紹介(所要時間・費用)

 

14:30 タイパヴィレッジへ

コロアン島の観光を終え、今度はバス「22」を利用してタイパヴィレッジへ向かいます。

流石に2度目の乗車なので簡単に乗ることが出来ました。

【マカオ】タイパ・ビレッジはエキゾチックな街!旧市街と歴史群 散策記

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