香港の観光名所って意外と少ないですよね、職場仲間と香港のどこに行くべきかを話したときにもアベニューオブスターズとビクトリアピークしか挙がりませんでした。
そんな中、香港の観光雑誌を買って観光地を調べていると、ヒルサイドエスカレーターと言う全世界一長いエスカレーターがあることを知りました。
ヒルサイドエスカレーターに興味を持った私は、ヒルサイドエスカレーターの周辺にどんな観光名所があるのか調べてみました。しかしどの本にもエスカレーターの情報が載っているだけ、それ以外に何があるのかは全く分かりませんでした。
エスカレーター以外は何も無いの・・・?実際に行ってみて調べてきました!
ヒルサイドエスカレーターとは
ヒルサイドエスカレーターは香港島の高層ビル街と高級住宅街「ミッドレベル」を繋ぐ全長800m、世界一の長さを誇るエスカレーターで、別名はミッドレベルエスカレーター、中国読みでは中環至半山自動扶梯と言われています。
また、ヒルサイドエスカレーターは1994年に上映された映画「恋する惑星」のロケ地として有名です。(無知な私には馴染みがありませんが)
ヒルサイドエスカレーターの場所
場所は香港駅から空中回廊で直結しており、路面電車からであれば砵甸乍街駅から向かうことが出来ます。
ヒルサイドエスカレーターへ!
私は香港島スターフェリー乗り場から、一度地上の歩道を介して向かいました。
朽ちたビルに付随するエスカレーターからスタート!
暫くはビルの中にある空中回廊を進みます。
ビルを抜けるとヒルサイドエスカレーターが見えてきました!
エスカレーターは上りしか無いのですね、膝痛めてるから下りが大変だなぁ。。
高い位置で街の様子を眺めることができるため、何だかアトラクションに乗っている様です。
ビル街をエスカレーターで抜けると見えてきました!よく観光雑誌に載っている場所です。
エスカレーターの左右にはお洒落な飲食店が立ち並んでいますが、観光客狙いと言うよりは、オフィスワーカー向けな感じがします。
お酒が飲める店が多いようです。
エスカレーターはまだまだ上へ続きます。ここから先は住宅街、帰りがしんどくなるだけなので、この直列に並んだエスカレーターを見て帰るのが懸命かも笑
更に上へ!
終着点近くまで来ると観光客は殆どいませんでした。
下りは階段だけなら楽なのですが、急勾配な坂道が続きます。膝に響く!!
下りに立ち寄れる観光名所と観光モデルコース!
ヒルサイドエスカレーターから見える場所には観光できそうな場所はありませんでしたが、道を下っていく途中に面白いお店や通りがありましたので紹介させていただきます。
これが今回オススメする観光モデルコース、ゴールは香港駅です!
祥興記上海生煎包
香港ミシュランガイドに掲載された生煎饅頭のお店です。生煎饅頭は小龍包に近い食べ物で、このお店の生煎饅頭はとにかく肉汁の量が凄い!
エスカレーターから少し離れた場所にありますが、帰りに立ち寄れる場所にあります。
別店舗ですが、私もここの生煎饅頭を食してみました。
残念ながらお店がまだ新しくGoogleMapに掲載されていなかったため、一つ隣の店にピンを立てました。
Mr Simms Olde Sweet Shoppe
祥興記上海生煎包の道路を挟んで反対側にあるキャンディーショップです。
量り売りから袋入で様々なキャンディーが売られているらしいですが、男一人で入る勇気が無かったです・・・
行かれた方がいれば感想教えてください!笑
泰昌餅家
キャンディーショップの隣にあるエッグタルトが有名なパン屋さんです。ここのエッグタルトの生地はかなりしっかりしており、中々美味しかったです!
こちらの記事でどうぞ!
結志街通り
八百屋さんがずらっと立ち並んでおり、活気があり見ていて楽しいです。
果物を買ってホテルで食べるのも良いですね。
暫く下り、路地へ入っていくとこちらにも露店が立ち並んでいます。靴の修理屋からおもちゃ屋まで様々なお店が雑然と立ち並び、私のイメージする香港がここにありました。
駅前の通りまで露店がずーっと続いています。
最後は中環駅前に到着です!
最後に
エスカレーターは終点まで入ってしまうと下るのがとにかく大変です。
「なんでこんなに登ってしまったんだろう・・・」虚無感が尋常じゃないです。
上からバスでも帰れるようですが、折角ですから観光したいですもんね。
体力と相談しながら上りましょう!